赤いお花and黄色いお花
続き
ママは、食器の片付けしてから洗面とお着替え。
僕は、ママが戻って来るまで カーペットで待ってた。
早く お散歩したいな〜
あっ、ママだ!
ママ「今日は、ママ姉に貰ったコートにしよう」
僕「うん」
久しぶりに、お耳と尻尾付きコートを着たの。
さぁ、遊歩道を目指して
let's go!
今日は、9時40分 出発。
エッサホイサ エッサホイサ
曇り空だからかな〜、
何だか寒い…
昨日は暖かかったから必要なかったけど、ママは 手袋をはめてる。
エッサホイサ エッサホイサ
遊歩道に到着。
車椅子に乗り換えて、いざ 出陣!
テクテク ポテポテ トコトコ
あっ、そう言えば 赤いお花は どうなったかな〜
近付いてみよう。
テクテク ポテポテ トコトコ
先ずは お花の前で
カシャ!
寒くて笑顔は出なかったけど 良しとしよう。
次は お花だけを カシャ!
小さくて、とっても可愛いな〜
さぁ、どんどん 進もう。
テクテク ポテポテ トコトコ
ママ「あっ!」
僕「どうしたの?」
ママ「黄色いお花が咲いてるよ」
今度は、黄色いお花を発見!
カシャ! カシャ!
ママは、必死に携帯カメラで撮影。
僕は、撮影が終わるまでじーっと待ってたよ。
ママ「さぁ、行こう」
僕「終わった?」
ママ「うん」
撮影会が終わって歩きだそうとしたら、目の前にラブラドールちゃんとおば様に逢った。
ママ「おはようございます」
おば様「おはようございます」
ラブラドールちゃんは、僕に興味津々。
ママ「何歳ですか?」
おば様「今 半年で やんちゃなの」
「お散歩は立ち止まってばかりで大変なの」
ママ「今は 色んな物に興味津々なんですね〜」
「何だか懐かしいです」
おば様「そうね〜」
「お先に失礼しますね」
おば様は 先を急いでるみたいだったから バイバイ。
僕も ラブラドールちゃんの後を テクテク ポテポテ トコトコ
クンクン クンクン
テクテク ポテポテ トコトコ
駅前に着いた。
あっ、さっきのラブラドールちゃんがいる〜!
おば様、困り顔で 僕とママに気付いたよ〜。
おば様「また立ち止まって歩かないのよ」
ママ「たくさんの人間が怖いのかしら」
おば様「そうね〜、でも この子は盲導犬になる為に慣れさせないといけないの」
「うちが一年間 預かってるのよ」
ママ「まぁ〜、そうだったんですか〜」
「将来は盲導犬になるんですね?」
おば様「うちの子は病気がちで周りにお世話になってるから、少しでも役に立てないかと思って預かってみる事にしたの」
「だけど、こんなに大変とは思わなかったわ」
ママ「そういうご事情があったんですね」
「でも、素敵な事です」
「私は、ボランティアしたいと思ってもなかなか出来ないですから」
「応援してます、頑張って下さい」
おば様「ありがとう」
ラブラドールちゃん、頑張ってね。
僕とママ、応援してるよ〜
続く
>>ブログ利用規約