ご褒美は…
続く
ママ「プルプルしなさい」
そうだ、忘れてた〜
ママの所に前足ズリズリ
プルプルプルプル〜〜〜
水しぶきを、ママに 思いっきり 飛ばしちゃった。
ママ「わざわざ近づかなくたって良いのに…」
エヘヘヘヘヘ
僕「早く乾かして〜」
ママ「うん、風邪を引かないようにしなきゃね」
タオルドライしてから、リビングに連れて行って貰った。
ママ「乾かすから、大人しくしててね〜」
ゴォーーーー
わんこ用ドライヤーのスイッチが入った!
止めて〜
ママの腕の中で、必死にもがいて抵抗。
う…、ダメだ… 逃げられない…
仕方ない、こうなったら身を任せるとするか…
ゴォーーーー
ママの腕の中で 身体が乾くまでじっと我慢。
ママ「あとでご褒美をあげるね」
ご褒美?
何だろう???
頭の中は ご褒美の事でいっぱい。
♪ご褒美の為なら エ〜ンヤコ〜ラ♪
ママ「クッキー君、お疲れ様〜」
ヤッタァ、終わったぞ〜
ご褒美 ご褒美 ご褒美
キッチンに前足ダッシュ!
(;¬_¬)ジー
ママは、ドライヤーを片付けたりブラシの片付けで行ったり来たり…
でも、僕は おやつボックスのありかを知っている。
(;¬_¬)ジー
ママ「ご褒美あげるねって言ったから待ってるの?」
僕「うん、もちろん」
「ママ、嘘をついたら泥棒の始まりだよ」
ママ「はいはい」
ママが おやつボックスから ご褒美を出してくれた。
ジャジャ〜ン
わんこ煎餅だ〜!
ママ「待て」
(;¬_¬)ジー
ママ「OK!」
パクリッ パリパリ パリパリ
ママも一口 わんこ煎餅をお口に パリパリ パリパリ
僕とママ「お煎餅 美味しいね〜」
僕「もっとちょうだい」
クリクリおめめ、キラキラビーム発射〜!
ママ「一枚だけって約束だからダメよ」
僕のおねだり作戦は大失敗…
んもう〜 ヤダヤタヤダ〜
カーペットに スリスリ クネクネ
ちょっと 駄々をこねてみた。
ママ「昨日、くびれを戻そうって決心したんだから 頑張らないと…」
僕「はぁ〜い」
そうだった…
食べたいだけ食べてたらおデブちゃんまっしぐらだった…
反省 (-_-;)
続く
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