新たなる発見を求めて 2
続き
さぁ、どんどん 進もう!
ママ「公園に行ってみよう」
僕「うん、涼しいから遊びやすいかも」
ママ「土が乾いてたらね」
確か昨日の夜、雷が鳴って 稲光もしたよね。
雨も凄かったから、乾いてるといいな〜。
祈りながら、公園に向かった。
ママ「クッキー君、着いたよ」
僕「これなら遊べる?」
ママ「大丈夫そうだね」
僕「ヤッタァ!」
公園の土は、完全ではないけど 乾いてきてたから車椅子に乗り換えた。
ママ「ボールで遊ぼう」
ママがお散歩bagから外用ボールを出してくれたの。
ママ「クッキー、カム!」
待って〜〜〜〜〜
テクテク ポテポテ トコトコ
テクテク ポテポテ トコトコ
ママの後を追いかけて公園の中に入って行った。
ママ「投げるよ〜」
ポーーーーーーーン
クンクン クンクン クンクン
テクテク ポテポテ トコトコ
ママ「遊ばないの?」
僕「今 忙しいから、あとでね」
僕は 情報を確認中で それどころではない。
あれ?
なんか視線を感じない?
顔を上げてみよう。
キョロキョロ(;¬_¬)ジー
あっ、入り口に黒柴ちゃんと飼い主のおば様だ!
もしかして、黒柴ちゃんも公園で遊びたい?
待ってるみたいだね。
まだ 着いたばっかりだけど 黒柴ちゃんに譲ってあげようかな。
僕とママは、入り口に停めたバギーに戻った。
ママ「おはようございます」
黒柴ちゃんママ「おはようございます」
黒柴ちゃん、僕の事が気になるみたいで、近付いてきたよ。
黒柴ちゃん、僕の車椅子やお尻、背中をクンクン クンクン
僕は、クンクンされてる間
ママの方に顔を向けて じっと静かに立ってたの。
ちょっと恐くてドキドキしたけど吠えなかったよ。
黒柴ちゃんママが、どうして僕が車椅子なのかって質問したから、ママは またまた説明してた。
黒柴ちゃんママは、初めて聞く病名みたいで、びっくりしてたよ。
でも、お別れする時 励まして下さったの。
僕とママは「ありがとうございます」
お礼をした。
黒柴ちゃんに公園を譲って、いざ 出陣!
これから歩く遊歩道を眺めた。
でも、気になるなぁ〜
黒柴ちゃんが気になるなぁ〜
公園を歩いてる黒柴ちゃんと黒柴ちゃんママさんの足音をじっと聞いてた。
ママ「クッキー君、行こうよ」
僕「な〜に?」
ママに呼ばれて振り向いたけど、どうしても気になる。
あっ、黒柴ちゃん あっちに行っちゃった〜
クルリ〜ン
向きを変えて、黒柴ちゃんが歩いてる姿を
(;¬_¬)ジー
ママ「クッキー君、黒柴ちゃんには また会えるから、早く行こうよ」
僕「ちょっと待って〜」
挨拶した時は、固まっちゃったけど 何か気になる存在の黒柴ちゃん。
また 会えると良いね。
続く
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