ランニング〜
続き
ママが 超特急で支度して、戻って来た。
僕は、首輪とクールバンダナを着けて貰って 準備完了！
今日は 7時08分 出発。
今までの記録を更新？
遊歩道を目指して
let's go！
今は、曇ってるから 日除け要らないかな？
バギーの中から 景色をキョロキョロ。
ママも景色をキョロキョロ。
うわぁ〜、お日様の日差しが 眩しい〜
僕「日除けを出して〜 」
ママ「場所によって違うね」
「日除けを出してあげる」
僕「ありがとう」
日除けを出して貰ったら楽になったよ。
さぁ、どんどん 進もう。
あっ、ママの顔見知りのおじさんだ！
ママ「おはようございます」
おじさん「おぉ！誰かと思ったらあなたでした。おはようございます」
僕「WOMWMWN！」
おじさん「暑くて歩かないの？」
ママ「病気で下半身麻痺になったので坂道はバギーで、平坦な所に着いたら車椅子なんです」
おじさん「犬も運動しないと弱るからね〜」
「そうかぁ〜、偉いな〜、頑張ってね」
ママ「はい、ありがとうございます」
僕「WONWONWNWON！」
このおじさんは、ママが筋トレしてると、近付いてきて「筋トレ始めたら身体が絞まってきたね」なんて声を掛けて来るから、ママ的には セクハラっぽくて ちょっと 嫌な印象。
スポーツクラブでは、おじさんが見てない時を狙って筋トレしたりしてるんだって〜。
でも、今日は 僕の事を見て 優しい言葉を掛けてくれたから 少し印象が良くなったとか 言ってるよ。
さぁ、気分を変えて どんどん 進もう。
あら？ 遊歩道に着いたけど 降りないの？
ママ「公園で遊ぼう」
ママの提案で、木陰のある公園に向かった。
誰もいないと良いな〜
トンネルを通り抜けて 公園に到着。
車椅子に乗り換えようとしたら、ジョギング中のおじさんがストレッチしてる。
僕は、邪魔をしないように、階段上の芝生へ。
バギーを停めて 車椅子に乗り換えた。
あっ、シーズーちゃん！
飼い主さんは、ママのスポーツクラブの知人。
僕「WONWONWON！」
ママ「おはようございます」
シーズーちゃんも 僕に近付いてきて来たけど、僕が吠えまくったから 固まってる。
知人「嫌がってるから行きましょう」
ママ「ごめんなさい」
シーズーちゃん、ごめんなさい、またね〜
あっ、ストレッチしてたおじさんが 走って行ったよ〜
公園が貸し切り状態になったから、降りよう。
ママは右手にバギーを押しながら、左手に僕のリードを持って スロープを降りて行った。
ベンチの横に バギーを停めてから、リードの持ち手の輪っかを車椅子のサドルに結んで貰って準備完了！
何故 リードを結ぶかって？
それはね〜、リードを長く垂らしながらだと、タイヤに絡まりそうなんだ。
だけど、だからと言ってノーリードは いざという時に
ダメでしょ？
だから、ママが考えてくれたんだ。
さぁ、遊ぶぞ〜！
テッテケ テッテケ テッテケ
タッタッタッタッタッタ タッタッタッタッタッタ
野口みずきさんは、北京オリンピックを断念しちゃったけど、身体の事を考えてだよね。
僕は、フルマラソンを走った事ないけど 短距離なら走れるよ〜。
昨日は、柔道の練習したけど、今日は ランニング〜
僕も、オリンピックを目指して特訓だ〜！
タッタッタッタッタッタ タッタッタッタッタッタ
こんな走り方で、メダルを取れるかな〜
K9ゲームは、芝生なんだって〜。
芝生の上は歩いた事あるけど、走った事はないなぁ〜。
上手く走れると良いな〜
続く
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