急げ、急げ〜〜!
続き
成長した竹ノ子を発見して びっくりだったな〜。
さぁ、どんどん 進もう!
テクテク ポテポテ トコトコ
ポツポツ ポツポツ ポツポツ
あれ? もしかして 降ってきた?
僕「傘はある?」
ママ「それがさ、傘を忘れちゃったの」
僕「えっ?怪しい天気だったら、普通は持ち歩くんじゃないの?」
ママ「降られないうちに帰れると思ったんだもん」
僕「僕はレインコートを着てるけど、ママは濡れちゃうよ」
ママ「うん、急いで帰ろう」
タッタッタッタッタッタ タッタッタッタッタッタ
急げ、急げ〜〜〜!
タッタッタッタッタッタ タッタッタッタッタッタ
僕、頭が濡れちゃう〜〜
タッタッタッタッタッタ タッタッタッタッタッタ
坂道の手前に到着!
ママ「車椅子から降りてバギーに乗り換えようね」
僕「うん」
ママに車椅子から降ろして貰った。
ママ「あれ?ネジ一個ない!」
僕「ネジ?」
ママ「開閉アーチを固定するネジが片方しかない!」
「どうしよう〜、帰ったら電話して注文しなきゃ」
僕「緩んでたのかな。雨の中、今 歩いて来た道を探せないよね…」
ママ「ごめんね。またどじっちゃった」
僕「兎に角、帰ろう!」
僕は バギーに乗り換えて屋根を出して貰った。
坂道をエッサホイサ エッサホイサ
ママは ずぶ濡れ、僕は 頭がずぶ濡れ。
【水も滴るいい女】【水も滴るいい男】
な〜んて言ってる場合じゃない。
風邪を引かないように 急げ〜〜〜!
続く
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