7月2日。命日。
1年前の7月2日、
いつものように病院へ行って、
いつものように診察してもらって、
いつものようにお喋りしながら家に帰ると思ってた。
あの日も「暑かったね〜」なんて笑いながら.....
でも、リンダの体は限界だったんだよね。
憎らしい扁平上皮癌は、喉の奥にまで進行して、ほとんど喉は塞がれてた。
大好きな食べ物はおろか、息をするのも辛かったんだよね。
あの時も、呼吸困難。
体温が上がって、冷やし続けたけど、いつもみたいにはなかなか下がらなくて、
「酸素を入れる管を喉から入れる」って先生が言った。
苦しそうなリンダを前に、考える暇もなくて、了承した。
腫れきった喉に、とても細い管しか入らなかった。
酸素吸入を始めて数分(時間は止まってたかのようだった)、リンダは動かなくなった。
でも、苦しんではいなかった。
いつ、心臓が止まったのか…怖くて確かめたくなかったのが本音。
でも、しばらく体は温かかった。
リンちゃん、ず〜っと名前呼んでたの聞こえてたでしょ?
「リンちゃん」「大好き」「ありがとう」しか言葉が出なくて繰り返してたよね。
だってね、頑張って頑張って頑張り通したリンちゃんに、「行かないで!!」なんて絶対に言えなかったよ。
きっと、泣き虫な私を置いて逝かなきゃいけなかったリンちゃんのほうが、私の事を心配で不安だったでしょ?
リンダが「全部わかってたよ」ってメッセージをくれたように、私もわかってるんだ。
私達は、不思議とお互いがわかったもんね。
頭痛持ちの私が頭痛と戦ってる時、その日はずっとリンダもおとなしかった。。。って、後からお母さんに聞いたよ。
知らずに心配かけてたんだね。
でも、リンちゃんの顔を見るとホッとできたんだよ。
今も思い出すと癒されるよ。
大好きな気持ちは無くならないからね。
絆は永遠だよ。
これからも、会いたくて、ギュッとしたくて、グズグズ泣いちゃうけど。。。
それは許してね。
リンダに出逢えたことは、私の人生の宝だよ。
p.s. お供えしたパンとクッキー、美味しかった?(*^ω^*)