今日はとても涼しい日でした。
今現在の気温は17℃♪
涼すぃ〜い( ̄∀ ̄*)ノ
こりゃ今日は毛布&羽毛だな♪
今日のトリミングで、悲しいと言うか・・・腹立たしいと言うか・・・、
『この飼い主さんは、ホントにこの子を大切に思っているんだろうか? 毎日、撫でてあげたり抱きしめてあげたり・・・ケアしてあげているんだろうか?』
と思う事がありました。
お昼過ぎからのお客様で、来店時からなんだかイヤな客だなぁ・・・っていうのはあったんですが・・・
トリマーさんが、キャリーからワンちゃんを出してトリミング台に乗せた時に
『この子ホントにシャンプーしてイイんですか?』
と言ってきたんです。
見てみると・・・
『酷すぎるっ!!!!』
の一言(┬┬_┬┬)
耳はギトギト、黒いアカみたいなダニやノミの糞みたいな物が万遍なくついていて、そんな状態が体全体・両前後足に・・・。
かと言ってカビでもないような、アレルギーでもないような・・・。
皮膚炎ではあるものの、原因は何かわかりません。
こんな状態の子を、よくトリミングに連れてきたものだ・・・。
体は痒いみたいで、ノミ取りコームを入れると足をパタパタ。
これだとシャンプーは無理です。すぐにお客様を呼びました。
お客様に
『この子なんですが、皮膚の事で病院にかかった事はありますか?』
と聞いた所
『去年だったかなぁ〜?一昨年だったかなぁ〜・・・、皮膚がちょっと痒くなったから病院に行ったんだけど、アレルギーって言われたんだよ・・・。』
私)『何のアレルギーですか? 検査しました?』
客)『検査してないけど、アレルギーって言われて病院から貰ったシャンプーと薬で治ったんだけど・・・。』
私)『出来ればもう一度病院に行って診てもらった方がイイですよ。 アレルギーにもいろいろありますし、アレルギーでは無くノミやダニが原因の場合もありますから・・・。』
客)『えっ!? そんなに酷いのっ!? 今日はシャンプーやってくれないのっ?』
私)『毎日この子と一緒にいて気付きませんか? 』
客)『・・・。』
私)『申し訳ありませんが、原因がハッキリしない限りここではシャンプー出来ません。
他のワンちゃん猫ちゃんも出入りしていますし、この子をシャンプーした事で皮膚を悪化させる場合もありますから・・・。』
客)『・・・あっ、そぅ。』
と言ってその人は立ち去りました。
『申し訳ありませんでした』
とか・・・
『有り難うございました』
の言葉もありません。
何だか悲しいと言うか・・・
あの子が可哀相で可哀相で・・・。
そしてあの客の態度に苛立ってしまいました。
毎日一緒に生活しているなら、あんなに酷くなっていれば誰だって気付くハズ。
ゴハンの時、散歩の時・・・。
ワンちゃんと接する時間は必ずあるものです。
ちゃんと見ていれば、あんなにならないハズなのに。
あれだと『虐待』と一緒!!!
『シャンプー出来ない』
と言われて、苛立った顔をして帰って行く前に・・・
『今日、この時間にやっている病院はありませんか?』
って、聞かないの???
自分の大切な家族じゃないの?
もっとちゃんと見て下さい!!!
この子達は言葉を発する事が出来ないんだから・・・。