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PETST ライブラリー:世界各国でのペットとの暮らし、みてみませんか?
放浪写真家の勝手に写真講座
第10回「“みんなの疑問?”にお答えします。」

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東京・大田区 日の暮れた坂道で
撮影データ  EOS KissデジタルX ・EF-S17-55mmIS 1/50秒 f3.5 ISO800
鹿児島・桜島 目つきが怖いよ
撮影データ EOS 20D・EF70-200mmIS 1/60秒 f6.3 ISO100

みなさんから頂いた質問にお答えしていく回の2回目です。


Q.プリントされた写真を撮影(複写)する時に、フラッシュをたかなくても部屋の明かりが反射してしまい、白く写ってしまいます。上手に撮影する方法を教えて下さい。

A.プリントされた写真をブログに載せるため、デジタルカメラで複写している方も多いと思いますが、簡単そうで難しいですよね。いくつか気をつけたいポイントを紹介していきます。

・反射しない場所を探す
白飛びさせず綺麗に撮影(複写)するには、まず反射しない場所を探す必要があります。
プリントされた写真など、光沢のある物を撮影(複写)する時に、光源がカメラの真後ろにあると、どうしても反射がカメラに入ってしまいます(図@)。このような場所は避け、光源がカメラの横にあるような場所を見つければ光の反射がカメラに入ることはありません(図A)。
ただし、“撮影する物(=被写体)”が反り返っていたり、丸みがあったりすると知らないうちに光の反射がカメラに入る場合があるので、気をつけてくださいね。蛍光灯のようにあまり強くない光でも光源が反射する位置に被写体があれば、白く光ってしまいます。(図B)

写真
反射しない場所を探すにも、何が反射しているのか分からないので、慣れるまで場所探しが大変ですよね(写真A)。
そんな時は、白く光っている反射部分に小さな鏡を置いてみてください(写真B)。
カメラを構える位置から鏡を見ると反射している光源が映るので、鏡に光源が映らなくなるまで横に移動するなどして、反射しない場所を探してください。


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CANON IXY DIGITAL 900 IS 室内:蛍光灯のみ マクロ設定で撮影

・広角(ワイド)より“望遠”を使用する

カメラのレンズが広角で、被写体に近づいて撮影(複写)するより、少し離れて、ズーム機能を使用し“望遠”にした方が、被写体が歪まずに撮影(複写)できます。 あまり被写体から離れて、望遠にしすぎると「手ブレ」しやすくなるので、気をつけてくださいね。

・最短撮影距離に気をつける
第3回でもお話ししましたが、カメラにはピントを合わせることの出来る近さの限界の「最短撮影距離」があります。
撮影(複写)する場合、この「最短撮影距離」を特に気をつけないと、ピントが合っていなかったり、関係のない背景にピントが合ってしまう原因になります。 被写体にカメラを近づけた際にピントが合いにくい場合は、「マクロ」に設定してください。通常より近距離で撮影できるので、サービス版プリントサイズぐらいの小さい写真を撮影(複写)する時は、ピントが合わせやすくなります。「マクロ」については第3回で解説していますので、そちらも参考にして下さいね。


Q.普通のズームとデジタルズームは何が違うのですか?

A.この質問の「普通のズーム」とは「光学ズーム」のことだと推測して解説します。
デジタルコンパクトカメラ(コンデジ)でズーム機能を使用する際、カメラのレンズ自体が動き、レンズの焦点距離によって被写体の大きさが変わるのが「光学ズーム」。 レンズ自体は動かず、写した被写体の中心部分をデジタル処理で大きさを変えているのが「デジタルズーム」です。この「デジタルズーム」は「光学ズーム」が最望遠になった後に、初めて使えるようになるカメラが増えています。

簡単に違いをまとめると、

光学ズーム・・・レンズが動くのでズーム時に音がする。画質は変らない。
デジタルズーム・・・レンズは動かないのでズーム時に音がしない。画質が低下する場合がある。


また、「デジタルズーム」の“デジタル処理”とは、撮影する際に最大画素の中央部分を画像編集ソフトで切り抜く(トリミング)ような処理をカメラ内でおこない、大きく撮影しているように見せていると思ってください。ですから、液晶画面に映った被写体が粗くみえることがあります。しかし『「デジタルズーム」を使うと、絶対画質が低下する』とのイメージをお持ちの方もいると思いますが、最新の高解像度カメラではそれほど低下しませんし、画質が低下する場合は知らせてくれるカメラもあります。

「デジタルズーム」使用時の画質低下についてのちょっと難しい話
3072×2304 最大画素(約710万画素)
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最大3072×2304画素で撮影できる約710万画素のデジタルカメラで、1600×1200画素のL版プリント用サイズで撮影した場合、 最大画素から1600X1200画素に切り抜くまで「デジタルズーム」を使用しても、画質はほとんど低下しません。
反対に撮影画素(サイズ)が大きくなればなるほど、「デジタルズーム」を使用すると画質が低下します。

注意:ズームを望遠側で使用する場合、いつもより「手ブレ」を起こしやすくなります。この場合、第2回で紹介した高感度設定にしてくださいね。
写真提供・協力:PETST All rights reserved(無断転載禁止)
機材協力:キヤノンマーケティングジャパン株式会社

筆者 放浪写真家


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京都・賀茂川 夕方のお散歩

放浪写真家

チベットを放浪するのが好きな写真家。寝転んで猫を撮影したり「ワンコの写真を撮らせてください」と声をかけられたら、それは放浪写真家かもしれませんよ。

撮影データ EOS 20D・EF-S17-55mmIS 1/500秒 f4.0 Avモード(+1補正)ISO200