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動物愛護に関する具体的な推進計画というのは、地方自治体に委ねられているため、地方によって対応方法が異なります。今回は熊本県・熊本市での取り組みについてご紹介したいと思います。
動物が簡単に遺棄されないように取り組んだこと。 それは、「安易にセンターで引き取らない」という、単純だけど大切な基本姿勢。 時には飼い主に大きな声を出しても、すぐには引き取らないようにしました。もちろん、それに対して不愉快さをあらわにする市民もいましたが「命について話をしているだけ」と、基本姿勢を貫いています。
また、やむを得ない理由で引き取った犬を譲渡する場合も、ホームページで情報を提供したり、譲渡の前には「譲渡前講習会」を開催し、本当に犬を最期まで愛情をもって一緒に暮らせるのか、時間をかけて再確認をうながしたりしています。
Photo by:acky(photost.jp)
こういった地道な取り組みの結果、持込が激減し、97年度に946匹だった殺処分数は07年度には78匹までに減りました。 ペットを飼うことに対する意識の変革には、こういった一見地味に思える事でもコツコツとした取り組みが必要とされている時代なのでしょうね。 熊本市だけではなく、全国区、全世界で、一匹でも幸せなワンちゃんが増えることを願っています。 http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/content/web/asp/kiji_detail.asp?LS=52&ID=3353&pg=1&sort=0
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筆者 てるてるぼうず
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