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広島県廿日市市にある市内最大規模の公園「佐伯総合スポーツ公園」では、面白い取組みがされています。公園内でのお散歩に登録制をとっているのです。
園内では「お散歩禁止」としていて、その代わりにドッグランなどのスペースを併設している公園は多いのですが、園内のお散歩に「登録制」をとって、公園側が管理しているのは珍しいのではないでしょうか？

佐伯総合スポーツ公園では、登録時には鑑札と狂犬病予防注射票を提示し、手続が完了したら「ペットマナー日本一」と書かれたバッジが手渡されます。
園内のお散歩のときは、そのバッジを常に携帯しなければいけません。また、園内にはドッグランスペースは設けられていないので、常にリードにつないでおく必要があります。 だからこそ、例えば犬の苦手な人たちも同じ空間で楽しむことができます。

残念ながら、一部のマナーの悪い飼い主さんの行動によって、ご近所の飼い主さん全体が肩身の狭い思いをされる場合もあります。 しかし、このような登録制によって、飼い主さんが楽しく、のびのびと園内をお散歩できて、且つ、周りの人たちもきれいな公園で遊べるのであれば、理想的な“共存”が生まれますよね。それが公園内だけではなく、周りの地域へと広まっていくことが、最終的な理想形なのではないでしょうか。

同公園では、マナー教室も開催しています。
飼い主さん全体のマナーが向上して、周りの理解も得やすい環境作りに一歩でも近づけるといいですね。

協力：佐伯総合スポーツ公園
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筆者 てるてるぼうず

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