そんな話を耳にしたElisabeth Lewytさん。彼女の夫は国内でも有名な発明家です。Elisabethさんは決して老犬でも見捨てない、このシェルターの話に感銘を受けて、ある日、夫と一緒にNSAL Americaのミーティングに出席しました。
通常通り、活動報告や収支報告などがされていく会議。
ずっと静かに話を聞いていたLewyt氏ですが、一つの提案をしました。メンバー制の導入です。ワンちゃん達の飼主さんリストを手に入れ、募金をお願いするのです。なんてことない手法、と思われるかもしれませんが、塵も積もれば…という格言そのまま、このシェルターのポリシーに感動し、協力してくれる人がたくさん出てきたのです。それが1969年の出来事。 |