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世間は夏休み真っ最中。。。皆様はいかがお過ごしでしょうか？
今回は、夏休みレポートということで、ちょっと前にPETSTスタッフが沖縄・西表島＆石垣島に行った際のレポートをしたいと思います。

西表島といえば、島面積は約289平方kmで沖縄本島に次いで広い島です。石垣島からフェリーで40分くらいにある西表島。河口付近にはマングローブ林が見られ、スタッフもマングローブに囲まれた川を下るカヌーツアーに参加しました。
「マングローブ」と言っても、実は植物名のことではない、って知っていましたか？熱帯地域や亜熱帯地域の河口など、満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物を総称して「マングローブ」と呼ぶのです。

そんなマングローブ林の中には、片方だけが大きなハサミをもった白い蟹がいるんですよ。 名前は「シオマネキ」。下の写真で、このカニの片方のハサミだけが大きいのがお分かりになりますか？この大きい方のハサミを、頻繁に上下に振っていて、まさに手で招かれているよう。これはオスがメスに対して行う求愛行動だそうです。たくさんのシオマネキが皆合わせたように手を上下に振っている様子は、ちょっとかわいかったです。疲れないのかな〜とも思いましたが。。。どうなんでしょうね？

さて、ちょっと珍しいカニをご紹介しましたが、“西表島”にいる動物、といえばやはり国の天然記念物、イリオモテヤマネコを思い浮べられる方が多いのではないでしょうか。

残念ながら、実際にイリオモテヤマネコと出会うことはありませんでしたが、左の写真ような看板はたくさん見かけました。「動物注意」の標識です。
他にも「イリオモテヤマネコとびだし注意」など、手書きの看板もありました。地元の方いわく、こういう看板がある場所は、即ち、イリオモテヤマネコの出現率が高い場所、ということでもあるそう。 わずかな期待を抱いて、夜に出かけたりもしたのですが、そう簡単には出会えませんよね（苦笑）

こういった標識や看板が出されるのは、イリオモテヤマネコの死亡原因として、交通事故による死亡が多いからなのです。加えて、最近ではイエネコからのネコエイズ感染も心配されているようです。

西表には他にもたくさんの動植物がいます。外部からの“異種”が入ってくることで、西表の生態系が崩れることを避けるため、定期的に地元の人達が“見回り”をすることもあるそう。異種の動植物を見つけた際はそれらを取り除かれるそうです。

次回も引き続き、西表島＆石垣島の様子をお伝えしたいと思いますので、どうぞお楽しみに！

筆者 てるてるぼうず

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