今日はヴェルが亡くなった日と同じように、朝から陽射しが強くて、空気がひんやりと冷たい、そんな爽やかな秋晴でした。
夕暮れ時も富士山が綺麗でした。
歳をとると、年月が過ぎるのを早く感じるなんてよく言うけれど、私のこの1年は人生の中で最も長く感じた1年でした。
それなのにこの1年が、どのように過ぎていったかわからない。
命日が近づくにつれて、毎日ヴェルとの最期の時間を思い出していた。
昨年11月3日位から
あと3日しか時間がなかっただなんて思いもしなかった。
一緒に散歩している途中、可愛い首輪を見つけて買ったよね。
あと2日
死の前々日だ。
食欲あって、いつも通り元気だったね。
あと1日
前日だ。
昨日に比べると食欲が少しなかった。
穏やかに1日を過ごした。
6日
当日
嫌な胸騒ぎがして私は朝まで眠れなかった。
不安は的中した。
ヴェルは明け方、私が見守る目の前で、突然倒れた。
掛かり付けの病院が開く時間までなんて待っていられない。
必死で救急病院まで運んだ。
早朝、ヴェルを抱えて慌てて飛び出した部屋に、夕方冷たくなったヴェルと戻ってくるなんて思ってもみなかった。
最期にヴェルを抱きしめた時の温もりや、私を見つめていた瞳は鮮明に覚えているのにね。
そんな時、ここのブログでお友達になった奏ちゃん一家から励ましの贈物が届きました。
美味しいものでも食べて頑張らねばねっ!
ヴェルにもご馳走を!
今日のヴェルの晩餐は「チキンと野菜の玄米リゾット」と「お魚と豆腐のハンバーグ」
それから大好きだった林檎のビスケットもデザートにつけようね!
ちょっと食べ過ぎかな?