出産予定日当日の夕方、散歩に出かけると異常なまでにウンチをするひかり。あっちでウンチこっちでウンチ。『よくでるなー』関心してしまう。後半になると、ほとんど出ていない。これも出産の準備なのだろうか。
当日は、食事を与えないようにと言われていたので夕食は、なし。
いざ、という時の為のハサミと、体を拭くためのタオルを用意。ゲージの中も毛布を入れて準備OK!後は陣痛がくるのをまつのみ。
夜の11時頃陣痛が始まった。「キャヒン キャヒン」と苦しがるひかり。
『うわー、苦しそう』あまりの苦しそうな鳴声なので旦那が、その場から逃げ去る。
『おい、そんなんじゃ妻の出産に立ち会えないぞ』
当時、私も妊娠4ヶ月。実は初めての妊娠だったのでひかりの苦しそうな様子をみていて私もビビっていた。
ようやく1匹出てきたが、ひかりが一生懸命に舐めてもなかなか膜が破けない。わたしが手伝う。破けた!今度は、へその緒がなかなか噛み切れない。ハサミの出番である。
ひかりが私を信頼してくれているのを感じ、ちょっとうれしい。
二匹目からは自分ですべてできるようになった。3匹目を産み終わった頃には、もう午前1過ぎだった。事前に何匹お腹に入っているかレントゲンで調べてあったので無事に産まれて安心する。
『ご苦労様、ひかり。ゆっくり休んでね!』
その3匹の中に今も我が家に居座っている「みゆき」がいる。みゆきの成長は「みゆきの日記」に載せる予定。おたのしみに!