今朝起きたら綺麗な雪景色でした。
なのに夕べダンナが目覚ましのセットをし忘れ、今朝はいつもより15分遅く起きました。
遅刻するようなことはなかったんですが、こんな時に思い出すのがやはりにゃーちゃんのこと。
頼んでおくと、起きなきゃいけない時間の5分前にきっちり起こしてくれる、大変優秀な目覚まし機能が付いていたので、目覚ましが止まった時でも安心だった。
ただ、頼まない時はよほどの事態がない限りは起こしてくれなかったが………(^_^;)
起こす相手によって起こし方を変え、確実に起こしてくれた。
例えば私は、眠りが浅い方だったので、時間がきたら枕元に来てじっと座ってるその気配で目が覚めた。
それで起きない時は、小さく「ニャ…」と鳴くか、前足で私の口をチョイチョイした。
逆に地震や雷でも起きないタイプの弟や妹には、一応一声「ニャ〜!」と言ってから、本棚や窓辺から無防備に寝ているみぞおちめがけて勢いよく飛び降りるという、殺人的な方法を使っていた。
それでも「後5分………」と布団をかぶる、根性の入った弟にはさらに、布団に潜り込み鼻を噛むという荒業を使った。
たまりかねてやっと起き出すと、にゃーちゃんは鼻でため息をついてから「ンニャアア……」と言った。
それは「ちゃんと起きてくれないと、ボクが頼まれた仕事をしなかったから遅刻したって言われるじゃない…!」と我が家では訳されていた。
ふと、にゃーちゃんはウチのダンナをどう起こすのかなあ…と考えた。
これも地震や雷では起きないので、みぞおちジャンプかな?とか想像してたら、なんか楽しくなった。
あ、みぞおちジャンプを食らった弟や妹によると、あれは起きるどころか永遠に寝そうだとか。
なので、次回からは食らう前に高みに登ったにゃーちゃんの気配で目が開くようになるらしい。
しかし、布団から出ない限り、にゃーちゃんはジャンプを決行するので食らってしまうのだという。
頼まれた仕事は確実にするのがにゃーちゃんだった。