初めて猫を飼ったのと知識のなさで、フィオの避妊手術についてどうしていいかわかりませんでした。
先に猫を飼い始めた妹のところは、2匹の女の子を飼っていたのですが、大きくなったら1匹が男の子である事が判明(ペットショップも病院も気付かなかったらしい、タマタマちゃんがひっこんでたんだって)したため、あわてて避妊したと聞きました。
でもうちはフィオしかいないのでいいんじゃないかとか、かわいそうとか、するとしても知識不足でいつ手術するのがいいのかわからなくて時間がたっていきました。
フィオの発情は結構早かったように思います。(体が大きいと早いんですって)
すりすりと甘えるようになったなーーと思っていたら尻尾を立て、お尻を突き出して足踏みしだしたので、ビックリ!
猫の発情についてわからなく、犬のように生理がきてパンツをはくものだと思ってたのでどうしたのか??と驚きました。
もともとフィオはほとんど鳴かない子なので、発情しても声で困ることはありませんでした。
とにかくパパの所へいって「どうにかしてーーー!」ってすりすり。発情期に限っては私ではなくパパに懇願するのです。それが余計に「発情」を感じさせてかわいそうでした。
それでも手術することの方がかわいそうと思っていて、発情期が過ぎ行くのをガマンさせていました。
だけど、フィオの発情はだんだんひどくなってきて、食欲がなくなり、いつもきれいにしてた毛づくろいにも気がまわらなくなってきたのです。
スリスリしてくる目が辛い辛いと訴えているようで、かわいそうになり、今年の春手術する事を決意しました。
フィオのかかってる病院では1泊の入院で、縫った上からワイヤーの糸で猫がなめっても傷口が開かないように2重縫いするので退院後エリザベスカラーをつけることもなく、一週間後ワイヤーの糸の抜糸に行って終わりでした。(病院によって色々違うようですね)
入院自体も初めてで、猫見知り・人見知りの激しい子なので心配でした。
退院時迎えにいくと、案の定キャリーケースから威嚇して出てこないとの事。先生は実際にフィオの体を見せて説明したかったのですが、あきらめてキャリーケースごと返してくれました(>_<)
たまたまその日の病院は予防接種のワンちゃん達でいっぱい。それがイヤでイヤで、ケースの中から「ヴ〜ッ」と一人うなりっぱなし。周りのお客さんにビックリされて帰ってきたのでした。
先生の話では、退院後具合悪くなるかも…と聞いていたのですが、家に着いた瞬間からごはんをガツガツ…ガツガツ…、走り回って元気いっぱい。よっぽど入院がイヤだったようです。
その後もお腹の傷跡を執拗に気にするわけでもなく、抜糸も簡単に終え、今ではお腹の毛も生えそろい、食欲旺盛でなんと6kg越えです。
今となっては手術をしたこと、本当に良かったと思ってます。
パパは発情期に自分が必要とされてたから、ちょっと寂しく思ってるかも…