ピピピピ♪ピピピピ♪
午前3時50分。
ニャ王の仕事の都合上、早すぎる!朝なのである。
“え?何?トイレ?”
こっそり座卓の下から、私をうかがう抹茶がいるのである。
時間がなく、昼食も食べられないことがあるというので、
お弁当作りは免れているのだが、
早い!早すぎる!
のである。
ピーーーーーー!
しかも、時間を確認するためにつけたテレビも、
まだ、大きなカラフルな縦縞である。
「なはは・・・・そうよね・・・・」
「おはよーございます。起きてくださ〜い。」
一度で起きる訳がないのである。
しばらく置いて、
「まっちゃんくん。父ちゃん起こしてきて。」
いつもなら起こしに行く抹茶も、
“ボクまだ、ついさっき寝たところよぉ。朝じゃないよぉ。”
言いたげである。
何とか準備を始めたニャ王。
その間に・・・・
「な〜〜〜。」
元々『痔主』ではないのだが、恥ずかしい話、『キレる』事があるのである。
しかも必ず、何かが起こる『前兆』なのである。
『よめのケツがキレる時、何かがおきる時!!』
「どうか、何事もありませんように・・・」
そんな私の思いをしり目に、窓際で寝る準備中の抹茶なのである。