2009年2月13日（金）
おじちゃん家で飼っていた、Mダックスのマルちゃんが天国に旅立ちました。
何年生きたのかは正確には覚えてないのですが
私が小学校3、4年のころにはすでにおじちゃん家の子でした。
なので少なくとも15年は生きたと思います。
とっても長生きしてくれたマルちゃんは
私にとってもかけがえのない存在でした。
実はマルは、本当はおじちゃん家の子になる予定ではなかったのです。
こういう言い方をするとちょっと…と思うかもしれませんが
ブリーダーさんが連れてきた３匹のＭダックスの赤ちゃん。
その内２匹はコロコロしてかわいらしく、健康そうな感じでした。
その中でも一番元気のいいコを最初のワンコとして迎えたのです。
でもそのコはすぐに死んでしまい、次は２番目に元気だったコを
迎えることになりました。
私も小さかったのと、他の家のことだったので詳しくは覚えてないんですが、
その２匹目のコもすぐに死んでしまったようです。
そこで最後に残ったガリガリの元気のないワンコを飼うことにしたのです。
まるまる太ったコに育ってほしいから。。。
その思いを込めて、名前は「マル」に決定しました。
マルは予想通り、ごはんを全く食べないコでした。
でもこのままじゃどんどん痩せていって、他のコたちみたいに
天国に行ってしまうのではないかという不安もあったので
エサを小さく丸めて、無理矢理マルの喉の奥におしこんで食べさせてました。
そのかいあってか、マルは病気もしない元気なワンコに育っていきました！
名前の通りまるまる太ったマルはとっても賢く、優しいワンコでした。
おすわり、お手、おかわり、待て、伏せ、ジャンプ…
いろいろ覚えてました。
私が遊びに行ってもいつも笑顔でしっぽをフリフリｗ
とってもな人懐っこくて、私は犬が大好きになりました。
私が小学校４年生の夏、近所の犬に腕を噛まれ
肉がとびでてくるほどひどい大怪我をしたことがあります。
それでも犬嫌いにならなかったのは、マルのお陰だと思ってます。
ですが噛んできたビーグルちゃんは未だにちょっと怖いですけどね(≧▽≦;)
マルはこのまますくすくと元気に育ち、数回の出産を経験することになります。
まず最初に産まれた３匹の赤ちゃん。
とってもかわいいこの３匹から、２匹を残すことになりました。
とっても気持ちが優しくておとなしいクリスちゃんと
お顔がとってもかわいく、クールなサリーちゃん。
やがてクリスも出産を経験し、その中からまた１匹残すことに。
それがあみちゃんです。
そこにポメラニアンのランちゃんも合わせて
全部で５匹の楽しい生活を送っていました。
家族の中で過ごし、大好きなおじちゃんとおばちゃん、
おばあちゃんに囲まれてとっても幸せだったと思います。
そんな幸せな10数年を過ごした後に、マルの大好きなお母さん（私にとっては叔母さん）
が亡くなり、おばちゃんのことが大好きだったクリスも後を追うように亡くなりました。
そしてポメラニアンのランちゃんも旅立ちました。
マルも目で見てわかるくらいに衰弱していき
あんなに太っていたマルが、またガリガリになり
どんどん小さくなっていくのを見てるのは辛かったです。
１２日の夜、最近ではずっとおばあちゃんと一緒に
寝てるマルが珍しくおじちゃんのお部屋のドアをカリカリしてたそうです。
普段はそんなことないので、おじちゃんも不思議に思ったそうです。
翌日の１３日には全く動けなくなり、ごはんも食べることができなくなりました。
きっとマルは、動けるうちにおじちゃんにありがとうを伝えたかったんだと思います。
１３日は朝からずっと動かず、いつもの定位置でぐったりしていました。
そのままその日の夜に、眠るように亡くなったそうです。
きっと先に天国へ行ってるクリス、ラン、
そして大好きなお母さんと一緒に
幸せに暮らすことでしょう。
マルへ。
仔犬の頃は本当にすぐに死んじゃうんじゃないかって心配だったけど
ここまで長生きしてくれて、私に犬との生活を教えてくれてありがとう！
マルがいてくれなかったら私は犬が嫌いになっていたと思う。
マルがくれる無限の愛情は、飼い主じゃない私にも十分に伝わってきたよ！
今でもマルの優しさ、かわいらしい行動が忘れられません。
いや、一生忘れることはないと思います。
マルもこの世界で十分すぎるほど立派に生きてきたので
これからは天国でまた幸せに暮らしてください。
今まで本当にありがとう。
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