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小梅(東)
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サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話
最近、公園では、風太が少しずつ皆に受け入れられようとしています。 これまでは・・・ ダリオは「お前は10年早い。」と言い、 小萩は「あたしの好みじゃないし〜」と言い、 小春は「どうでもいいですにゃ!」と言い 熊五郎はまったく相手にしない、どころか相性が悪い。 なぜか猫たちには受け入れてもらえなかった風太。 それが最近、小春には少しずつ受け入れられているようです。 こうしてご飯の後など、一緒に日向ぼっこしていたり。 なんとなく若いボーイフレンド、年下の男の子、 そんな感じで小春もかわいがってくれているのかしら。 その時です。 はるか下の方で猫の声が!それも怪しげな・・・ 風太は早速声のする方を見るも、誰もいない。 小萩もそっと見ているけれど誰も見えない。 小春は知らん顔。 おそらく、バイキングかハイキングかどちらかでしょう。 風太は彼らの存在に最近とても落ち着かないのです。 自分が公園を守っていかなければいけない、と思っているような。 風太 大丈夫だよ、小春ちゃん。 誰か来たら、ぼくが小春ちゃんを守るからね。 小春 頼みますにゃ、にゃにゃっ! でも、もしかしたら、お年寄りの小春の方が強かったりするのかもしれません。 よくわからない猫の世界。 僕には関係ないにゃ〜。と ベンチでのんびりしすぎている熊五郎でした。
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