錆山と錆田 | 小梅（東）のMY ROOM - ペットストリート

今日はふだんブログには登場しない、サビ猫館の従業員のお話です。



わたくし、錆山と申します。

サビ猫館のメイドとして7年間働いております。

特に若くも美人でもありませんが、

猫が好き！という点だけは自信があったので、採用されました。





小梅　　　さびやま〜

錆山　　　　　はいはい、小梅お嬢様。

小梅　　　なんだか寒いのよ〜もっとあったかくならないかしら。

錆山　　　　　わかりました、温度設定を高くいたしますので。





ちゃーや　　　さびやま〜っ

　　　　　　　　トイレが汚いじゃないの

錆山　　　　　あ、ちゃーやお嬢様、申し訳ございません。

　　　　　　　　すぐにお掃除いたしますので、お待ちください。

　　　　　　　　お急ぎでしたら、二階のトイレもご利用になれます。





小豆　　　　さびやまぁ〜〜

　　　　　　　あたしの部屋のベッドメイクは、ちゃんとできてるんでしょうね。

錆山　　　　はいはい、小豆お嬢様、もちろんでございます。

　　　　　　　くさいシーツは交換いたしましたので

　　　　　　　気持ちよくお休みになれます。　






小梅　　　　さびやま〜っ

　　　　　　　　カリカリが出てないじゃないの

　　　　　　　　あのおいしいのにしてちょうだい


錆山　　　　　小梅お嬢様、さきほどもおだしいたしましたが・・・

　　　　　　　　それでは、ヘアボールコントロールでも差し上げましょうか。





小豆　　　　さびやまぁ〜〜

　　　　　　　　朝ごはん、全然足りなかったですよぉ〜。

　　　　　　　　何か出してくれるまでここで待ってますよ〜。

錆山　　　　　小豆お嬢様、今朝はずいぶん召し上がったと思いますが・・・




と、こんな風にお嬢様方のお世話で毎日忙しいこと・・・

さて、もう一人の従業員である　錆田。

特に若くもイケメンでもないふつーの男性ですが、

当初、運転手としてサビ猫館に勤め始めました。





ところが、小梅お嬢様にすっかり気に入られ、

今では小梅お嬢様専属のお世話係りとなっております。




私ども従業員は、終身雇用。契約の中途解約はございません。

ただし、年中無休、365日お休みはありません。

それでも誰も文句も言わず、気持ちよく働いていられるのは、

サビ猫館からよほど多くのものをもらっているからにちがいありません。