今回・次回は皆さんを不快にしてしまうかもしれません。それでも書かないと終われないので…。ご容赦下さい。
5月11日
保健所から連絡あり。そろそろ引き取りに行きます…、との事。いよいよリミットなのか?誰が家に迎えるか?
なかなか結論が出ない…。とりあえず、返事は保留。
翌日
5月12日
再び保健所から連絡。吉報。
「飼い主という方から連絡がありました。そちらの住所を教えても宜しいですか?」
一時間後に行きますとの事だったので、協力者と野次馬(主に夜鳴きで寝不足になった方々…)が待機。
家族でお迎えに来ました。お母さんお礼をのべ、子供達(小学校低学年位)は父わんこを車に乗せます。…お父さんは、
お父さんは車から降りても来ませんでした。両親は二週間ぶりに見つかったわんこに対して感動があんまり無い…。子供達はしっかりと抱きしめていましたが。
「二週間もここにいましたが、ずいぶん遠くだから見つけられなかったでしょう?」
協力者のおじさんが代表で聞くと、耳を疑う言葉が帰って来ました
「ゴールデンウィークだったから、旅行に行っていた。子供達が犬が心配だから早く帰ると言って困った。」
……ヒクママはこの子のために旅行を取り止めたんです!子供達の方がよっぽど人間的じゃないか!!
更にこう言いやがりました。
「いつもは自分で帰って来た」
何かい、保護してたこっちが悪いのか?さっさと保健所に収容されていたら、3日前に……!!
しかも、いつも?
おじさんが、相当怒った表情をしたためか、やっと父親は車から降りて来ました。そして、心のこもらない挨拶をしたんだと思いますが、怒りで覚えていません。
。
父わんこは、家に帰っても誰も居ないのがわかっていたのかもしれません。頑なに家の方向に行きませんでしたから。
それでも、家族の元に戻って安心したのか、優しい目をしてゆっくりしっぽを振っています。ヒクママをしっかりみて、お礼を言っているんでしょうか。
本人が帰る気持ちになっているなら、子供達が味方なら、いいかな……そう思いました