※最初に
今回は心配な気持ちで書いたので暗くて重くて長い長いブログになりました
なので頸椎椎間板ヘルニアに興味のある方だけ読んでくださいね〜
実は先週からレオンの調子が悪くて…
過去に何度かブログにアップした事がありますが
レオンは生まれつき後脚がO脚で湾曲していて5歳の時にスロープから落ちて
前脚にひどい捻挫をしてからは 歩いていてカックンと脱臼する事もしばしば有り
それ以後は 特に右脚に力が入らなくなり 踏ん張りがききません
なので常に前脚荷重になり 前脚で体重を支えている感じなので
前脚が段々と湾曲して行き O脚でかなりひどい状態なんです
人間で言うなら逆三角で上半身マッチョやん〜って感じのレオンです
前脚が湾曲しているので 歳を追うごとにレオンの湾曲の変化を記録して
対応して行くために 今までも何度か検査入院しており
レントゲンや血液検査の検査データを撮って 主治医が保存しています
5歳なる前に腰椎椎間板ヘルニアも発症しましたが早期に発見したので
悪化させずに今までなんとか頑張ってきました
そんな訳もあり 以前から我が家もワンコ仕様の生活様式にしておりまして、
2ワンズが長い時間を過ごす部屋のフローリングには
出来る限りのラグや絨毯を敷いております
リビングのソファーも勿論撤去してローソファーに替えてワンコが飛び降りしないように
使用しない時はリビングの隅に立て掛けると言う徹底ぶり
色んな段差をなくし出来る限り脚腰に負担がないような生活環境を作り、
体重コントロールもきっちりしてきましたが…
それでもティアラまでが椎間板ヘルニアに…
ティアラの場合は生まれ持った骨格に問題があり(腰椎から尻尾の骨へ角度が急な為)
血流が悪くなり腰椎椎間板ヘルニアを発症しました
主治医からは 『ミニチュアダックスを飼った限りは避けて通れない病気だし
掛かりやすい病気だから いくら気を付けていても生活環境には関係なく
発症する子も多いですから
この病気は長い付き合いになる病気だから頑張るしかないですよ 』と言われます
我が家は仕事上で構造的には二世帯住宅なので普段の生活の殆どが二階にあるため
抱っこしての移動はさけられないのです
(居住しているのは二人と2ワンズですが)
最近のレオンはそっと抱こうとするだけでも『キャン〜!』と泣く事が度々あり
今回は未だかつて聞いた事のない恐ろしいくらいの泣き方の
『ギャオーン!!』 の悲痛な声も聞きましたマジでビビりました。
普段ほとんど吠えたりしない子なので、ギャンの泣き方があまりに凄くて
どうしたの 何んにもしてないのになんで〜と
ただ、ただ驚くばかりでした
悪い前脚や後ろ脚も(O脚で元々変な歩き方してますが…)
脚を引きずったり ふらつきとかも無くて 今までの経験上で
腰椎椎間板ヘルニアによくある特有の変化もでなかったので
最初は前脚が痛むのかなと思って 様子を見ていましたが・・・
毎朝恒例のブラッシングや歯磨きをする際に口を開けられなくて
肩や首に力が入り体が緊張状態にあることが感じられたので
前脚ではないと感じました・・・
すぐにいつもお世話になっている主治医の診察を受けました
やはり院長が軽く触れるだけでも、痛みで肩に力が入り
上半身が緊張で固くなり後退りをしてました
診察の結果はやはり前脚ではなく首からの痛みであるのが解り
頸椎椎間板ヘルニアとの診断でした・・・
主治医から、ここまで痛みがあるのは
すでに頸椎にヘルニアが存在すると言う事ですよ と言われましたショックでした。
確かに前脚荷重になっている為に上半身の態勢が低くなり
その分、普通よりも首を持ち上げるので頸椎にかかる負担が
普通のワンコよりも多くなるのです
この日は 痛み止めの注射をしていだいたので
今は痛みが軽減されていますが、
でもこれは一時のホンの気休めに過ぎず
病気が治った訳ではないので油断が許されません・・・
みなさんご存知のようにヘルニアは進行が早いので要注意が必要です
今後の治療方針を詳しく検査してみてから 考えなければなりません
主治医の説明では頸椎ヘルニアは、それは予想以上に激しく痛みが襲うので
そっと後頭部にふれるだけでも、そばを歩かれるだけですら激痛に襲われるそうで
悲鳴のような泣き方になるそうです
頭を支えている細い頸椎は飼い主を見上げたり
食事で頭を下げたりする事ですらかなり辛い事らしいです
また頸椎ヘルニアは腰椎ヘルニアとは症状がまったく異なります。
頸椎の場合は周りにたくさんの神経組織や気管や食道があるため
首を切開して行う手術になるので かなり難易度が高いそうです
身体の中枢を司る頸椎には細い神経がたくさん集まっているので
悪化すると体が麻痺して動けなくなりヘタをすると呼吸も出来なくなって
悪化が進めば脳にまでも危険がおよぶ状態になるそうです
腰椎ヘルニアの場合悪化すると後ろ足や下半身に麻痺が残りますが
頸椎ヘルニアの場合は神経部位の手術になるため四肢に麻痺が残るのです
同じ椎間板ヘルニアでも頸椎のヘルニアは
腰椎のヘルニアに比べて発症する確立が低いので ネット検索してもデータが少なくて
おまけに手術に関しても良い事がまったく書かれてなく
また、手術の難易度が高い為に 上手に手術が出来る医者も六割以下だそうで
本当に嫌になるくらい、いい話がないのです
正直かなり落ち込みました・・・・
ティアラの腰椎ヘルニアでもお世話になっているレオンの主治医からは
今回も検査入院してレントゲンや血液検査をすすめれましたが・・・
ヘルニアはレントゲンを撮ってもハッキリとは写らないので
レントゲンだけでの判断が難しく、ベテランの医師は
長年の経験で判断しているそうです
これは前回ティアラの時に検査後の結果説明で
主治医の口から聞いた事なので確かです
因みに、2ワンズがワクチン接種でお世話になっている動物病院の院長でさえも
椎間板ヘルニアの説明をする際にレントゲンで写したのサンプルを見せてまで
MRIでしか綺麗にハッキリ写らない事を説明します
ちゃんと検査をするなら大きな病院を紹介しますよと言われました
レオンの主治医の病院で今まで何度か検査入院を繰り返し
レントゲンや血液検査をして高額な費用を払っていましたが・・・
しばらく投薬で様子をみて症状が改善されなければ
結局手術をする事になり大学病院を紹介される事になります
この場合、投薬期間や手術の予約やらで時間が経過し
ハッキリ言って症状がかなり悪化してからの手術になる訳です
どうせなら検査入院して全身麻酔を受けて同じ辛い思いをするなら
通常の検査入院の倍以上の高額費用になってもMRIやCT検査が出来る設備があり
手術設備も整った病院で早いうちから診察を受けた方が良いと
ミニチュアダックスのオーナーで春に頸椎ヘルニアで手術して
闘病生活されている方からのアドバイスを読んだので
すこし遠いのですが 以前からレオンの前脚の検査を受けようと思っていた病院は
椎間板ヘルニアの緊急手術も受け入れていて、一度診察を受けていれば
24時間受け入れが可能というシステムの埼玉にある動物病院で
頸椎ヘルニアの診察とMRI検査の予約を取ることが出来たので
覚悟を決めて行ってまいります
レオンもティアラも腰椎椎間板ヘルニアを持っているので
今までも長い闘病生活をしてきましたが・・・
確かに今回のレオンは腰椎ヘルニアの時とは症状がまったく異なります
腰椎ヘルニアよりも解りにくくて大きな違いを感じます
それだけに・・・かなり不安も増しますが…
なんでレオンがまた…今度は頸椎ヘルニアに…なんでなん…と
正直心配で心配で・・・辛くて泣きたい気持ちでいっぱいなんですが
飼い主が悲しい顔をしていてたら特に敏感なレオンには伝わるので
心配をかけて病気の悪化に繋がるといけないので
ワンコ達の前ではいつも笑顔で接したいと心掛けています・・・
月曜日に朝から絶食でレオンの頸椎ヘルニア検査を受けてきますね
検査予約をした時に病院の方から、もしも月曜日までに症状が悪化したら
待たずにすぐ連れて来てくださいと言われました
これを聞いてすごく心強かったです
まず2ヶ月間は安静なので 多頭飼いの難しさを感じますが
幸いな事にレオンとティアラは普段から本当に仲良しで
常に寄り添っていてバトルもしないのですが
レオンの病状にとっては今は大事な時期なので
出来る限り小さな変化を見逃さない様にしっかり経過観察してあげようと思い
仕事中でも時々様子が見に行ける様に隣の部屋に2ワンズの居場所(ワンコ部屋)に
朝から連れて出勤しています
仕事をしていても気になって・・・常にたくさん不安な気持ちが頭の中をグルグル駆け回り
心配度が増すばかりで胸がいっぱいでたまりませんが…
ここで辛い事や泣き言をいっぱい書いたので少し気持ちが楽になりました
長いブログを最後まで読んでくださって本当に有難うございます
またMRIの検査結果が出たらご報告しますね
どうか…どうか…悪い結果がでませんように…
手術にならずに 内科的治療になる事を祈るばかりです