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キャットアベニュー : ブログ

猫のふりみて我がふりなおせ


抹茶
反省の日々 本当にあった、おもろい話に、笑いの神が舞い降りる!!

冴え渡る

[02/01 13:29]

早いもので一月も終わり、いまだまた新たに、歳を取ってしまう事を受け入れ切れていないのだが、
四人家族となって、半月が過ぎたのである。


ニャ王が訓練をし、一段、また一段とタワーを登っていった抹茶と違い、
きなこは自らの力で、来て三日も掛からず、てっぺんを制したのである。

『きなこ大暴走』

よ:「抹茶はこんなやったっけ??」

ニ:「植木倒したりしよったやん。」

確かに、私の力で抱えきれない(力持ちの部類)植木鉢を、倒した事もあったが、
ここまで毎日、ドタバタしていたであろうか・・・頭を傾げてしまうのである。


そんな中『よめキレる』より恐ろしい出来事が、わが家に起こっているのである。

『ニャ王患う』

ニャ王のどこかが痛む時、必ず!歓迎しがたい事が起こる!!

顔が変形するほどの歯の痛みに、食事も出来ないでいるのである。

ニ:「これで痩せるかも・・・」

よ:「ないね〜。」


日曜日。
山仕事に行ったものの痛みに耐えきれず、
父が昼食にと準備してくれていた『チャンポン』の具を、持ち帰る事にしたのである。

帰りの車で、

よ:「あれ?!あの子・・・どう見ても・・・ハーフよね?!」

ニ:「ゴールデンシェトリバーやろ。いててて・・・」

よ:「体調悪いとき、冴えてるよね〜♪」

ニ:「笑いの神が降ってくる・・・」

体はシェパード。顔はゴールデンの子を見かけたのである。


歯科医の治療を終え、それでも痛みが治まらないニャ王は、
あっちウロウロ。こっちウロウロ。
きなこか!?ぐらいの状態である。

ニ:「よめちゃん・・・ご飯食べていいよ・・・」

よ:「なら、いただきますぅ。」

お尻同様、歯の痛みも解らない私に、遠慮はなかったのである。

よ:「ありゃ!お父さんの具、海老おるよ。危うく、死んでしまうとこやったね。」

ニ:「俺、どっちにしても、食べられんかったんや・・・」

ただならぬニャ王に気付いている抹茶は、ニャ王に近付かないようにしているのだが、
まだまだニャ王を知らないきなこは、

カラン!カラン!カラン!
ダダダダ!ダダダダ!
カラン!カラン!

プラスチックの、しかも音が響くおもちゃを、ニャ王の耳元で転がすのである。

ニ:「う゛ーーー。」

ま:“きなこ!やめとけ!今日の父ちゃんは、いつもと違う!”

ニャ王から引き離そうとする抹茶。
そんな抹茶の優しさも、きなこには届かないのである。


結局、痛みは薬を飲んでも治まらず、もう一度雪の中、歯科医院へと車を走らせたのである。


痛みが落ち着くのが先か!
何か新たな展開が先なのか!
それでも笑いだけは、降り続く。

私たちにも解らない、何かが始まろうとしているのは確かなのであろう。




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