実家といっても、お婆ちゃん(母の母)の家で、昭和5年に建てられた、超〜古い瓦ぶきの民家…。
もう〜風通しバッチリ!スカスカー!天井なんか、梁が丸見えで、いろりがあるので、至るところ、ススでまっ黒(-"-)…
日本昔話に出てくるような家です。
皆さん(ムカデ、イモリ、クモ、ネズミさん等)24時間、出入りОKの作りだったので、母に「チャーちゃんが、お外に出ないように、全部ふさいで」って頼んでいたのです。
事実、母は、屋根に登り、床下にも潜って、ベニヤ板とかで、ふさいでくれたようです…ただ1か所を除いて……
そうですたった1か所、ふさぎ忘れた場所があったのです
そうとは知らない私は、チャーちゃんも、長旅で疲れただろうと思い、速攻で、ゴハンやお水、トイレを準備し、キャリーケースから出してみました。
そしたら、まだ安定剤が抜けきっていなかったのか?ヨタヨタ〜〜って、よろけながら、玄関の方に走って行き、ころがり落ちてしまいました(T_T)
「チャーちゃんっ」
玄関に様子を見に行くと、な・な・なんとチャーちゃんがいないどうして〜
ハッと気付くと、靴脱ぎの横の板が、ちょうど、ニャンコが出入りするくらいの幅で、はずされているではありませんか!
そこへ逃げ込んだみたいです
私「お母さーーん!なによコレ!穴開いてるじゃんチャーちゃん、ここから外に出ちゃったじゃないのー」って絶叫
すると、母は、のんびりした調子で
「あ〜そこはねー前にいた、みいちゃんの床下運動場なの♪3帖くらいあるかな?柵で囲ってあるから、外には出られないよ」
私「なんで、ふさがなかったのよーーあんなにヨロヨロしたまま、出てこなかったら、どうすんのよーー」
母「安定剤が切れたら出てくるよ♪大丈夫よ」って言われても…
私には、干からびてミイラのようになったチャーちゃんの姿が想像されて…(T_T)もう、パニックでした。
夜中も心配で、何回か起きてみたものの…いない…(T_T)
ゴハンも食べていない…(T_T)
どうしよう…
頭の中は、チャーちゃん ミイラ… チャーちゃん ミイラ…が、グルグルと回り続けておりました…
{ ムムムっとニャー!どこかで姫の助けを呼ぶ声がするニャー!! }
{ 今すぐ、お助けに参上致しますニャー! }
{ ううニャー(>_<) 最近足腰が弱っちゃってニャー飛び下りるの怖いのニャー! }
{ ハッ!姫を助けねばっニャン!とううーーっ! }
{ ふふふっニャー♪無事、姫を助けたのニャーカッコよく決まったかニャン、ボクちゃん!惚れちゃったら、ヤケドするニャン }
(次回へ続く…)