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★今日のママの悲鳴★
ぎぇぇぇ。
読みかけだった雑誌がああ!
編みかけだった帽子がああ〜!!
教訓。
やんちゃなお年頃のワンコがいるお家の人は
モノを出しっぱなしにしてはいけません。
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切ない話ではあるが
サスケがいなくなってから、
家のなかは暮らしやすくなり、生活スタイルは向上した。
暮らしやすくなった点その1
うちの中を気にせず自由に歩ける!!
笑わないでほしい。
サスケが元気な頃は、マーキング活動が盛んで
足元に気をつけて歩く先を確認しながらでないと
いつなんどき、チッチの海に足をとられるか
わからなかったのだ。
あ!ここにチッチしてる!と避けた先にもチッチがあって
悲鳴を上げるなんてことは日常茶飯事。
うまーく避けて歩けたな、と思ったら
靴の中にクロマメを生んでいた、なんてことも。
(↑注:我が家ではウ×チのことをクロマメと呼んでいる)
知らずに靴を履いてマメを踏んで
「ぎええええ〜!マメが!マメがぁぁ〜っ!!」
と悲しい叫び声をあげたパパちんの姿を
私は一生、忘れはしない。。。
(いや多分パパちん的には忘れてほしいだろうが)
暮らしやすくなった点その2
ダイニングチェアをテーブルから引き離して
おかなくてもよくなったこと
いや、だから笑わないでってば。
ジャンプが得意なサスケは
ダイニングチェアからテーブルにぴょんぴょん飛び乗って
ありとあらゆる悪さを行うのだ。
そのため、人間が外出するときは
テーブルに上らせないために
イスをテーブルから引き離して置くしかない。
暗い部屋に帰ってくると、しょっちゅうイスにぶつかって
一時期、私の足はあざだらけになった。
暮らしやすくなった点、その3
掃除が楽になったこと〜!
ゴミ箱のゴミが気が付いたら部屋中に散乱してることとか
ティッシュの箱が解体されて
部屋中ティッシュだらけになってたりとか
ヌイグルミのなか綿が飛び散ってたりとか
雑誌がボロボロになってたりとか。
こういう乱暴狼藉の後がないと
掃除って簡単なのね。
抜け毛の量も1匹と2匹じゃ全然ボリューム違うのね…。
と、つくづく実感した。
笑いたいなら、笑うがいいさー!
どうせいままで
こんな当たり前の生活ができなかったのさー!!
しょぼん。
そんなわけで、ママはサスケをしょっちゅう怒ってた。
パパちんに
「ママはなんでサスケばっかり怒るの〜?」
って咎められるくらい。
(そりゃ、パパちんは掃除担当じゃないからなあ)
男の子を安易に飼ってしまった、と
自分の覚悟の足りなさを反省したこともあった。
やっぱり男は、
しかも去勢してない子は手がかかるのだ!!
でもでもでも。
この苦行から開放された今
楽になってしまったことが寂しいと感じる自分がいる。
楽なのは嬉しいんだけど、でも寂しい。
もちろん、今サスケが生き返って
ふたたび乱暴狼藉を家のなかで働いたら
以前と同じように、私は怒るだろう。
相変わらず、大騒ぎの生活を送るだろう。
チッチくさい我が家に本気でうんざりして
ファ×リーズをプリプリ怒りながらぶちまけるんだろう。
そういう日々が今となってはいとおしい。
今の穏やかな暮らしがちょっぴり切なく思うくらい
大変だったけど、充実したサスケとの時間だったから。
もしも、ワンコのしつけがうまくいかなくて
ついつい怒っちゃう人がいたら
「そういう日々も過ぎてしまえば
愛しい思い出になるから頑張ってー」
って
心から言えると思いマス…。