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菜々
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BIGマザー菜々とアメショーの血を分けた6にゃんず。 気の優しい「ハチ♂」九死に一生を得た「福♀」2匹のジャパにゃんず 6+2の個性的なにゃんずが織りなす「てんやわんや」のドタバタ日記。
嶺太郎君は、毎日、何度もご挨拶にきます。 窓の外から にゃ〜ご にゃ〜ご とってもおしゃべり君 この子は み〜ちゃん。 元は 実家で見かける庭にゃんでした。 もう12年以上も前、み〜ちゃんは怪我をして実家に助けを求めてきました。 ちょうど、私が居て、血が流れているみ〜ちゃんを抱き上げ 側にあった、旅行鞄に入れて、病院へ連れて行きました。 先生は「右腕から切断しましょう」と言いました。 手のない猫が幸せかどうか・・・家族は迷いました。 弟が「我が家に助けを求めにきたんだから、助けてやろうよ」と。 先生も「身体にはまったく、傷害はないのです。命は助けてやりましょう」 とおっしゃって、その頃まだ存命だった母は50万という手術代を 支払って、命拾いした子です。 み〜ちゃんは右のお手々がありません。 左のお手々の先も、爪を1本残して指がありません。 その後、母が亡くなって、庭にゃんだったみ〜ちゃんは、お隣のお庭へ移りました。 父の膝の上で、あまあましたときもあったのに・・・ 耳の悪い父は、その後、心配していたけれど「隣のアパートや、 近くの駐車場にいるわよ」と伝えると、無事だと知って安心していました。 隣のアパートの人たちも、みんなで餌をやり、暖かくしたり、可愛がってくれて、 片手のない猫は、近所でも有名で、みなさんで見守ってくれています。 ただ、誰も何で片手がないのか、知っている人はいないでしょう。 そのアパートの向かいの駐車場で、み〜ちゃんを見かけるようになって お隣のおばさんが、毎日ご飯を運んでいるからね、と可愛がっていただいてます。 最近はお隣のおばさんを頼って、家の裏にいるわよ、とは聞いていましたが 今日、私は何年かぶりでみ〜ちゃんを見かけました。 家の室外機の上で日向ぼっこをしていました。 不自由だろうと心配していましたが、み〜ちゃんは、逞しく生きています。 ピョッコタンピヨッコタン、カンガルーのように動きます。 片手が無くても、他の猫に襲われるでもなく、車にはねられるでもなく、 運命はみ〜ちゃんに味方してくれています。 み〜ちゃんが切断手術をして、まだ腕も痛いだろう、立て続けに避妊手術は 可哀想だと、母はしばらく、家の中で養生させていました。 ところが、その時サカリの付いていたみ〜ちゃんは、親の心子知らず、掃除の時に うっかり開けた窓から飛び出し、その後3日帰ってきませんでした。 そして、赤ちゃんを産みました。何とも逞しい母です。 その子供が・・・ ハチ君 です。 ハチはずっと私のところで育ちました。 ハチ君、お母さんですよ。 覚えていないでしょう。もう10年以上会っていないですものね。 お母さんはとても逞しいにゃんこですね。今も無事です、元気ですよ。 もう13歳ですね。 外にゃんで、お手々が無くて、それでも元気な姿、感動しました。 嬉しかったです。運の強い子です。 警戒心の強い み〜ちゃんが、私の顔を見て、すごすご去っていくときに 嶺太郎君が、やってきました。 大きな身体の嶺太郎君が、いじめたりしないか、しばらく様子を見ていました。 とても相性が良いようで、良いお友達、すでに顔なじみのようです。 やっぱり嶺太郎君はとっても良い子でした。 よかった、み〜ちゃん、よく頑張って生きています。 み〜ちゃん、嶺太郎君と一緒に、これからも遊びに来て。 また元気な姿を見せてね、待っているわよ。
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