ログイン

キャットアベニュー : ブログ

にゃーちゃんの武勇伝


にゃーちゃん
拾ってきた瀕死の仔猫。我が家のアイドルになるはずが、気が付けば我が家の大黒柱。 それもそのはず・・・・実はにゃーちゃんの正体は・・・!!

最後の写真

[03/13 11:08]

1月31日ににゃーちゃんの夢をみて以来、落ち着かなくて、毎週実家に行ってましたが、にゃーちゃんは亡くなる5日前までは、「痩せたかな?」と思う以外は特に大きな変化は見えなかった。

亡くなる5日前から、歩くのに足元がふらついていたが、まだ自分で行きたい所行ったし、50センチの高さの窓に自力で上がってもいた。
カリカリをあまり食べなくなったのは気になったが、おやつはしっかり食べたし、水もちゃんと飲んでいた。

ただ、昼間はそうでも、夜になると辛そうに鳴き、その度にバアバやジイジがなでてやり、それで静かに寝ていた。


楽しみにしていたミアちゃん企画の猫の日は、この日のために用意したおやつと一緒に写真撮って参加しよう!と思っていました。

ところが、いつもは撮影に協力的なにゃーちゃんが、断固撮影拒否。
…ショックでした。
私が思うより衰えてるんだ…とわかって…。


次の日なぜか後ろ姿は撮らせてくれましたが、その後はとにかく「早く帰れ!」
帰れと言われても、気になって帰れるもんじゃない。

二晩お泊まりして、やっと帰る決心がつきました。
だってにゃーちゃんが帰れと言うなら帰るしかない。そして、なによりそうせざるを得ない出来事がありました。


にゃーちゃんの言う通りにして間違ったことはない。その前の晩から、にゃーちゃんは歩けなくなっていた。
そして、なにも食べなくなっていた。


にゃーちゃんは一人になるのを待っていました。
無職で暇な私が付きっきりでは、ひとりになれません。

私が帰った後もちょこちょこ様子を見ていたバアバが、家事のため30分ほど目を離した時に、息を引き取っていたそうです。


看取ってやれなかったなあ、という気持ちと、でもにゃーちゃんがそうしたかったのならそれでよかったのだ、という気持ちの両方があります。


一番怖かったのは、にゃーちゃんが一人になるために、そっと家を抜け出してしまうこと。
もしかしたら、本当はそうしたかったのかもしれないけど、最期の場所を、バアバの布団の上に選んでくれて、ありがとう。

お気に入りに追加
メッセージを送る
コメントを見る (28)
コメントを送る
前の記事
次の記事
ページ先頭へ