図書館へ行った時のこと、新刊コーナーで目にとまった本を紹介します。
もうどう犬は勿論知ってましたが、聴導犬は見るも聞くも初めてに等しいものでした。それもそのはず、日本での認定犬は、まだ十数頭しかいないということです。アメリカでは五千頭、イギリスでは千頭います。あらゆる問題に対してまだまだ日本は諸外国から遅れている気がします。日本で耳の不自由な方は35万人いらっしゃるそうです。
この物語は、ソーシャライザーと呼ばれる聴導犬育成師と捨て犬ハナの物語です。もうどう犬と違い、聴導犬の適正犬は特になく捨て犬でも訓練すれば立派な聴導犬になれるようです。
一番感心したことは、協会のスタッフの甚大な労力と熱意です。犬育ての活動は、募金などでしか支えられてない為、何年も報酬の出ない時期があったようです。でも、彼らを支えてきエネルギーの源は、聴導犬のユーザーからの「おかげで幸せになれました」という言葉だそうです。人から「有難う」と言われる仕事はあっても、幸せになれたと言ってもらえる仕事は稀有です。彼らのお陰で捨て犬も幸せになれるのです。
本の帯に、「人間に愛された犬は、その愛を、私達に必ず返してくれる」と書かれてます。育成師の方も、ユーザーも、犬も幸せになれるなんて とっても 素晴らしいことです。
私達のPET STサイトの千趣会の子会社のSGSとう 所が、千趣会のカードの収益を協会に寄付して頂いているようです。私達も微力ながら役にたってるということでしょうか。ウエブの「やさしさ通信」というところに出ています。
URLはこちらです。 http://www.sgs21.com
こ〜んな偉いワンコもいるにゃに〜〜
レオは、いっつも 好きなように 遊んでるだけだにゃあ
恥ずかしくなっちゃうなああ
役にたってると言えば、家族の癒しだけだしにゃ
レオ君 いつになく神妙なお顔ですにゃ
もうどう犬の漢字がネット上で使えないので ひらがな表記にしてあります。