皆様 コメントで、次々 課題を提供してくださり、今日は、飼い猫の起源についてまでに話が盛り上がって来ました〜〜
マウス&キャット展のところで、猫が日本にやって来た頃のお話をしました
が、猫と人間が一緒に住むようになったのは、エジプト文明の頃のようで
す。エジプト人の心の寛容さと慈悲深い態度が、臆病なヤマ猫の警戒心を解
いていきました。色々な壁画から解釈して、ペットとして飼われだしたの
は、紀元前2000年頃です。エジプト人は、猫をとても大切にし、神として
崇拝しました。雄猫は太陽神ラーの象徴、雌猫は慈悲と豊穣の女神バステト
の象徴でした。(猫の瞳の鋭敏な変化は、太陽の回転に従うものであり、闇
の中で物を見ることができるのは、夜、太陽がネコの目を通して下界を見る
ためだと考えられた)また猫とライオンは戦いの神シェカメットの象徴でも
ありました。よって宝物である猫は、国外への持ち出しは禁じられていまし
たが、紀元前1700年頃には、世界へと 叙叙に広まっていき、奈良時代の後
半に、日本へもやってきたというわけです。
猫の頭を持つ女神バステト
ふ〜〜〜 今週は、飼い猫の起源にまで遡っていっちゃったにゃああ
僕が こうして 居られるのも ご先祖様のお陰なんだにゃああ
お庭の松で 爪 とごうっうと!
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今回、レオの 2006年11月23日のブログ「猫を抱く女性像」の 謎が解けました あの古代の男女の石造は、猫を神格化したものだったのです。 すごい流れに感動してます。