日曜日、福井歴史博物館で、干支展をやっていたので、行ってきました。
ねずみと人の歴史を物語るさまざまな造形物が陳列してありました。
そして、嬉しいことに、干支には登場しない猫についても取り上げられてました。
下記引用文は、猫と人の歴史を説明した一部です。
『猫が日本にやってきたのは、奈良時代のことだと言われています。経典を鼠の害から守るために、仏教とともに中国から連れて来られたようです。その当時、すでに中国や朝鮮の寺院では、鼠退治の為に、猫が飼われていました。また、蚕をねずみから守るために、養蚕所でも珍重されました。日本では、平安時代に貴族の間で猫が飼われるようになりました。「源氏物語」や「更級日記」には猫が「唐猫」と呼ばれ、貴族達に珍重された様子が記されています。』
仏教伝来と 猫の渡来は、そういう繋がりがあったのですね。
猫をモチーフにした工芸品の中には、郷土玩具、浮世絵や読み本、現代のすぐれた造形物、ペーパークラフト等がありました。一部を紹介します。
↑ 今にも 手まりを ちょいちょいしそうな猫。
↑九谷焼きの招き猫。石川の九谷焼美術館へ行った時にも展示してありました。チョーど派手な招き猫ですね。
↑昔の玩具。 細工と仕掛けが 匠の技
↓ 最後に主役の鼠さんです。かわいい 狛犬ならぬ狛鼠
京都の大豊神社にいるそうです。昔昔、大国主命を助けたという神話から鎮座してるそうです。縁結びのご利益があるそうですよ。ほのぼのとしてますね。
ニャンニャン 今日は 日本史の勉強になったにゃあ
レオ君 今日は とっても知的なお顔ですよ