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キャットアベニュー : ブログ
てん、のお店。
てん☆
思い出のにゃんこ。 ココには愛しい てん☆がいっぱいなの。
お葬式
[01/16 00:42]
棺には「てん」の写真を入れました。
義父の安らかな顔のとなりに「てん」の写真
いっしょに、天国へ・・・
御会葬御礼
「感謝」・・・この思いに尽きます
夫 は、平成20年1月4日
午後4時26分、享年80歳の生涯をとじ、
静かに永い眠りにつきました。
「お前の人生はどうだった?」と、夫が私に
尋ねたのは、ほんの数日前のことでした。
「まぁまぁだったよ」と言えば、夫は
「そうかまぁまぁか・・・」と穏やかな表情を
見せてくれました。その時の情景が、今も
鮮やかに瞼に浮かび、最期まで家族のことを
考えてくれた夫へ、感謝の念が溢れます。
長く教育の道に誠を尽くし、多くの若い芽の
育成に心を傾けてきた夫。わが家にあっては、
厳格で頑固なところもある夫でしたが、
口では厳しい事をいいながらも、心の内では
いつも自分のことより家族のことを考え、
深い愛情で守ってくれておりました。また、
孫たちのことも、目に入れても痛くないほど
可愛がり、その成長を何より楽しみに
見守っていたものでした。目尻を下げて
微笑んでいた面影が瞼に浮かび、寂しさが
募りますが、闘病から解放された今、頑張って
くれた夫にはゆっくり休んで欲しい、そして
また、可愛がっていた愛猫の「てん」と一緒に、
私達を見守って欲しいと願っております。
お世話になった皆様へ、生前夫が賜りました
ご厚誼に心より感謝申し上げます。
本日の御会葬 誠に有り難うございました。
略儀ながら書状をもってお礼申し上げます。
平成二十年一月六日
( 会葬御礼の礼状 義母のことばより )
病室で「てん」の話を何度もしていた義父でした。
私が、「おとうさん、てんの話をすると涙が出てきちゃって、目が腫れちゃう。。」
と言うと、それっきり「てん」の話をしなくなりました。
認知症のせいで、わがままに私達を困らせる事もあったけれど、
しっかりしたところも確かに残っていて
私の気持ちを思ってくれていました。
それから、「空太を連れてこい。」と何度も何度も何度も言って、
「ここは病院の5階なんだから連れて来られないよ。」との答えに
「お前たちはみんな、肝が小さい頑固者だ。」って落胆したり、説教したり・・
夜昼となく、大変な入院生活ではあったけれど、笑顔もたくさんあって
密度の濃い素敵な時間でした。
胃癌を患っていたのに、最期まで痛みもなく話が出来たこと
私達にとっても救いでした。
おとうさん、今まで たくさん、たくさん、ありがとう。
長い間、本当にご苦労さまでした。
どうぞ、安らかに・・・。
斎場に行く前に、空太にもお別れをさせました。
棺の廻りを何度もまわっていました。
おとうさん、空太の写真は入れないからね。
空太を連れて行かれちゃうと寂しいから・・ごめんね。
今頃お空の上で、「てん」と仲良くしてるかなぁ〜。
てん。。おとうさんの事、よろしくね☆
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