ドッグストリート
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イヴイヴに少年が・・・
[12/24 12:35]
昨日は世間ではクリスマス・イヴイヴ☆
パパとママは昼間銀座なんぞをぶらぶらと
買い物して帰宅したのが夜８時過ぎ
パパも一緒にぐぅの散歩に行った帰り道
ちょっとした事件が起きた・・・
人気のない暗い坂道に一人歩く小さい人影が・・・
近づいて見ると上着も着ずロンＴに薄手のズボンを履いて
てくてく歩いてた、それも車道の端を・・・
しかも裸足で・・・
私達は黙って近寄り通り過ぎるフリして声をかけた
「ボク、どうしたの？こんな格好で寒いでしょう、お家どこ？」
聞けば小学校４年生の男の子
おばあちゃんに出て行けと怒られ家を飛び出してきたらしい
少し前までこの近くに住んでいて最近家をリフォームするんで
隣りの市の借家に越したらしくそこからここまで歩いてきたと・・・
今時間は９時過ぎ、７時過ぎから歩いてると・・・
家の電話番号も住所もわからないって言う
交番に行くにしてもまだ距離があるしなんせこの子は裸足
とりあえずママが先に帰りぐぅを置いて車を出すことに
その間パパにはその子をおんぶしてとりあえず歩いてもらってた
ママが車を出して二人を迎えに行ってる間パパとその子は色々
話をしたみたいで、どうやらこの近くにその子の友達が住んでるらしい
パパとしてはこの子に「交番につき出された」という嫌な思い出を
残してあげたくなかったみたいで、その友達の家に行ってみようってなった
３人で車に乗り、友達のマンションへ着いたらその子が
「車もないし部屋の電気も消えてるから居ない」 と・・・
でももう一人女の子の友達が近くにいるって言うからそこへ向かった
マンションに着いたらその子が
「こっちも電気が消えてるから居ないよ」 と・・・
ここで、ママは んん？ちょっとおかしいなと・・・
最初のマンションの友達は部屋番号もわかっててそれで電気が消えてるって
言ってて、次に行ったマンションの友達は階しかわからないって言ってたのに
着いた瞬間電気が消えてるって言った
パパはこの子の気持ちに同情してか、言った事を確認するような
行動を取りたくなかったのか、車を降りてちゃんと確認しようとしなかった
ママはなんか納得できず、もう一度最初のマンションへ行ってもらい
友達の名前と部屋番号を聞き、インターホン鳴らしたら
留守だった・・・
もう一人の友達のマンションへ行こうとした時その子が
「この女の子はバレエをやってて夜１２時までやってるからまだいないよ」 と・・・
こりゃ、完璧におかしい、夜中１２時までレッスンしてるとこなんてあるかい！
ほんとにあったらごめんなさいだけど
ママにはこの子は家に連れ戻されるのが嫌でどうにか取り繕ってるとしか
思えなかった。
「○○くん、○○くんがほんとの事言ってくれないと
お兄ちゃんもお姉ちゃんも優しくしてあげられないよ・・・」
そしたら 「一応・・・ホント・・・」 と。
で、女の子のマンションの下まで行き、Ａと言う名前と部屋は４階だと聞き車を降り
集合ポストの４階の欄でＡさんの名前を探したら、
あった・・・
インターホン鳴らしたら・・・いた！
○○くんと言う男の子を知ってるかきいたら知ってると。
奥さんが下まで降りてきてくれて、無事ご対面。。。
本人は安心して涙流す訳でもなくケロッとした顔してた
パパとママはここでお役目ごめんで、名前だけ伝え連絡先も教えずに別れた
家帰ったのが１０時過ぎ、なんだかドッと疲れて
二人でカップラーメンすすって夕飯終わり（笑）
ぐぅはと言うと・・・
散歩から帰っていつもならお風呂連れていかれ足洗うのに
いきなりハウスに閉じ込められ置いてけぼりくらって
「？？？」だっただろうけど、
結果オーライっしょ(^_-)-☆ だってさ
この子の両親は共働きでお店をやっていて深夜までいないそうです
普段は弟とおばあちゃんの３人でいるそう
怒られた原因はモノを投げて家の中の何かを壊したらしい
きっと・・・心配してほしかったのかな、なんて思ってちょっと切なくなった
でも裸足でこの距離歩いてきたのは根性あるぞ！
私達に会わなかったらどうしたのか聞いたら
小学校の体育館で新聞紙とダンボールで小屋作って寝たと・・・
ははっ、やれるもんなやってみろ！なぁんて事は言ってないけど
こんなとこまだ子供なのに、自分を守る嘘をつく知恵はあるんだよねぇ
今思えばもしかして自分ん家の電話番号もわかってたのかなぁ？
せっかくのクリスマス・イヴイヴなのにね・・・
今日は家族みんなで楽しいクリスマス・イヴを過ごせるといいな。。。
あっ、あと文章半ばでぐぅママが自分達の事を
「お兄ちゃん・お姉ちゃん」と言ったことに対してのブーイングは
受付拒否しますので、そこんとこ宜しく〜です
みなさんも良いクリスマス・イヴをお過ごし下さい
ＧＬＡＣＥ（グラス）
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