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キャットアベニュー : ブログ

てん、のお店。


てん☆
思い出のにゃんこ。 ココには愛しい てん☆がいっぱいなの。

ありがとう 。。

[11/05 12:30]


ブログへのあたたかいコメント、本当に有り難うございます。




白い体にピンクの鼻が可愛かったてん。。
なのに白いバスタオルにくるまれたてんの鼻はまっ白でした。
てんの亡骸を抱いたままソファに座り、涙をこぼしながらずっと放心状態・・・
いつもは私とてんにぴったりくっつく空太が
2度てんの匂いを嗅ぎに来たあと、側に近づこうとはしませんでした。
こんな日に主人は携帯を忘れていってました。
心配した義母がこっそり主人の職場に電話をしていました。
いつもは帰りの遅い主人が、5時過ぎに帰ってきて、二人で泣きました。
てんと一晩いっしょに眠って翌朝庭に埋めてあげる事にしました。
そして、外に出たままのマルコの帰りを待ちました。
暗々の頃に帰ってきたマルコは
てんの後ろ足を2度ペロペロとなめて最期のお別れをしたようでした。
そのあと、やはり空太と同じように決して、てんの側に近づこうとはしませんでした。
あんなに仲よしだったのに、てんの亡骸は、もうてんではないのでしょうか。
夜になって、ずっと抱いていたてんの亡骸からわずかな腐敗臭がして
魂が天国へ行ってしまったあとの肉体はまさしく抜け殻で
命の灯が消えたとたん腐敗が始まるという事実に、また悲しみが溢れてきました。
保冷剤といっしょに抱いて、冷たく青ざめたてんの顔を見つめて
涙は止まる事がありませんでした。
泣いて、泣いて、ひどい頭痛・・
痛み止めを飲んでいくらかうとうとと夢うつつに眠れました。
朝になって庭に穴を深く掘り、てんをそっと入れ、側にカリカリと煮干しを置いて
土をかけました。
そして、小さなお墓を作りました。
千日紅の花を摘んでお墓の廻りに並べ、手を合わせました。
また、生まれ変わってもうちの子になってねと・・

隣に住む友人が平べったいお線香と小さなろうそくを持ってきてくれました。
火をつけるとお線香にゆっくりと「ありがとう」の文字が浮かび上がります。
3分で消えてしまう可愛いろうそくにもありがとうの文字が書いてあります。
てんのお墓の前でユラユラ揺れる小さな灯と「ありがとう」の文字を見ていると
不思議と心が穏やかになって涙が止まりました。
何日も涙ボトボトでしたが、てんのお墓の前で泣く事はありませんでした。
空太やマルコを見ていても、てんがいないのを寂しがっているようです。
何をしていても、てんのことが頭から離れずに涙が出てきてしまう日々が続きました。
最近、ようやく落ち着いててんの写真を見られるようになりました。
ご飯も美味しく食べられるようになって、目の腫れも引き、鼻水のかみすぎで
カピカピでヒリヒリだった鼻も治りました。

昨夜、ここでブログを書いてまた目が腫れちゃいましたが・・。(=_=
しばらくは、というか、きっとこれからも時々、
てんの事を思って涙が止まらなくなっちゃうんだなぁって思います。
仕方ないですよね。
義父は、猫嫌いで猫を飼う事には反対でしたが、てんの事だけは可愛くなっていました。
痴呆が始まってしまった義父ですが
「知り合いが死んだと聞くたびに、可哀想と思っても悲しくはなかったけど、
てんが死んだのは悲しい・・」と涙を流してくれました。
てんは、義父にとっても家族になっていたようです。

「空太とマルコが年取った頃に、てんが生まれ変わってやってくる。」
ってうちの旦那の一言がすんなりと私のこころの中に入ってきて
その時を楽しみに待ってるの。


いろんな書ききれない気持ちがまだたくさんあるけれど・・
 「ありがとう てん。 ずっとずっと忘れないからね。」

そして、てんのブログを見に来てくれた皆さん
 「今まで本当にありがとうございました。」
まだ、お披露目してない写真があるので、
もしかしたらまだ更新してしまうかもしれませんが・・
なので、さようなら とは書きません。

てんの写真をいっぱいみんなに見てもらいたいのです。
てんの事を忘れて欲しくないから・・


てんは、長い散歩に出かけました。
きっとまた「ただいまニャ〜」って帰ってきてくれる。って、そんな気もしています。。



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