シロマロより頼りにならない、当時に付き合っていた彼は・・・・
今思えば・・・ホントに薄情な人でした・・・
首と腰を痛めて思うように動くことも出来ず、仕事も出来なくて、収入も無い・・・
って時に、彼が言った言葉は・・・
「シロンとマロンを売って、生活費にすればいいのに・・・」
ア然としました・・・
確かに動物と暮らしたことも無い人だから・・・
「ペットは、贅沢品」
これが、いつも彼が言っていたこと・・・
もちろん、終わってしまったのは言うまでもありませんが・・・
そして・・・別れた後に気分転換をしよーと、髪型を変えました
フフフ・・ エビちゃん風に・・・
「ほ〜ら、エビちゃん風にしてもらったよ〜」
ウキウキ気分で帰ってきたら、シロマロが興味津々・・・
クンクン、クンクン・・・何やら匂いを嗅ぎまくり・・・
あ、パーマ液の匂いって初めてだったよね
「にゃに、にゃに? ねーちゃんが、海老になったって?」
「え〜 おねーちゃん、海老に変身しちゃったの〜?
クンクン、クンクン、海老の匂いがするかにゃ〜」
いや、字が違うから・・・字が・・・
翌朝・・・ウソ
昨日は、ちゃんとエビちゃん風だったのに?・・・
自分ですると、全然違うじゃん
洗面台の前で四苦八苦している・・・
おねーちゃんの後ろで興味津々のシロマロ・・・
「ねえ、ねえ、シロンにーちゃん
おねーちゃんは、にゃにに変身するの〜?」
「シ〜 黙ってみてるにゃ・・・
今に変身するから・・」
「にゃんだろにゃ〜 昨日は、海老ちゃんだったから〜
今日は、きっとシャコちゃんにゃ」
いや・・・だからね・・・
どっちにも変身しないから・・・
結局・・・エビちゃんに変身することが出来ないまま・・
仕事に出かけた、おねーちゃんです・・・