毎日の仕事が遅いせいか、休日はなかなかベッドから出る事が出来ません
でも、そんなときでもシロンは絶対に甘やかしてはくれないのです
最初は、ゴロゴロと喉を鳴らして、甘えて顔にグルグリとオデコを
摺り寄せて来るシロンですが・・・
そして、耳元で甲高く、「ミャー」
鈴のような綺麗な声が特徴のアビシニアンも、このときばかりは凶器と変わります
それでも起きないと分かると、前脚で私のホッペをペチペチ!
「まだ、起きないにゃ!」
次は、ムギュウ〜と押してみる・・・
「まだ、起きにゃい」
鼻に噛み付いて、そのまま引っ張るシロン
鼻フックは止めて〜
でもでも、せっかくの休みなのに・・・負けてたまるか! と寝返りを打って抵抗する私・・
まさか、そんなことぐらいで諦めるハズのないシロンは、背後から前脚をホッペに乗せて
グググ〜と自分の方に向けようと引き寄せ・・・
「絶対、向かないゾ!」と頑張る私のホッペに、
だんだんシロンの爪が突き刺さってくる〜
結局は、私が負けて起き上がることになるんだけど・・・
仕方なく起き上がる私に「起きたにゃ」と
喜んでジャンプしながらアゴにスリスリしょうとするから、しっかりアゴにゴン!!
一発、入ります
おまえは、私を起こしたいのか? それともKOしたいのか・・・
そして、ベッドから私が出るのを確認してから、お気に入りの場所でスヤスヤ
だったら、なぜ起こすのさ・・・