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ドッグストリート : ブログ

僕、わさぽん


わさび

ジャニスの思い出

[06/20 19:35]

さっき、お友達のぽん子ちゃんのブログを読んで、家族だったパグのジャニスを思い出しました。
長くなると思います。お時間のある方、読んでみて下さい。

私がまだ大学生の頃。一匹のパグを家族に迎えました。
それまで、狼のようなきついお顔の犬が好きやったので、パグを家族にとは考えた事がありませんでした。
親元を離れての一人暮らしで、犬を飼いたいなあと考えていた時、ジャニスに出会いました。
ガラス越しに一生懸命アピールするジャニスがかわいくて、即家族にしました。
ジャニスの隣には、シェルティー君がいて仲良くしていたようで、
連れて帰る時、何度もシェルティー君を振り返って見ていた記憶があります。

初めて室内で飼う犬。初めてのパグちゃん。
わからない事ばかりで、毎日が面白かったです。
きちんとお座りしないのは、なにかおかしいの?
いびきかくけど、鼻がおかしいの?
今では、ほんとに笑い話ですが、当時はネットもなかったので、心配しました^^

たくさんのお友達が出来て、毎日2時間はお散歩をしていました。
私は、学校が終わるとすぐ家に帰って、ジャニスと一緒にいました。
夏は、神社の裏にあるケーキ屋さんのソフトクリームを食べるのが楽しみで。
ブルドッグのようなお顔の店主のおじさんが、「ブルドッグちゃん、かわいいねえ」って。
何度も「パグです」ってゆっても、変わらないのであきらめましたが・・・。
二人で一個食べるのが、お約束でした。

2年程、一緒にいたんですが、私が体調を壊してしまったため、実家の子になりました。
そこには、同い年のパグちゃん「ライラ」がいたので、仲良くしていました。
父と母は、「楽しいけど、朝のお散歩が大変よ」と笑っていましたが。
共働きなので忙しいのですが、朝早くにお散歩してくれていました。
父と母も犬が大好きで、私たち子供は別々に暮らしていたので、2匹は子供のようにかわいがっていました。

ジャニスはほんとに大人しくて、やさしい子でした。
小さい頃から、いたずらもしないし。
私が実家に帰ると、いつもおひざの中に入ってくる甘えんぼでした。

でも、4年ほど前の冬、実家に帰るとジャニスがあまり歩かないようになっていました。
ちょっと歩くと、へたり込む。
結局、その年、寝たきりになってしまいました。
寝たきりで、おしっこは管を入れられ、2時間おきに注射器で吸い取る。
だんだんご飯もフードを受け付けなくなり、大好きな果物とパンだけになってしまいました。
ちょうど母が体調を崩し、仕事を辞めたので、母がずっと付きっ切りで看護してくれていました。
2時間おきに、おしっこを取らないといけないので、睡眠不足だったと思います。
床ずれが出来ないように、こまめに体制を変えたり、ご飯を食べさせたり。

食欲はあったので、果物をたくさん食べていました。
父が買い物に行くんですが、まずいと食べないので、あちこちのスーパーを車で回って準備してくれていました。
たまたま帰った時、ジャニスが大好物のメロンを食べないので、「なんで?」って聞くと、
「まずいと食べないのよ」と母。
試しに食べると、ほんまにマズイんです^^まあ、食べる事が楽しみですからね。
食いしん坊のライラも、果物は食べないんです。なんでも欲しがる子やのに!
お散歩から帰ると、ジャニスと内緒話をするんです。
いつも一緒にお散歩に行っていたので、「今日はここ行ったよ」とか話てたんでしょうか。

「また帰るから、元気でおるんやで」と言って、なでて帰ったのが最後でした。
2年前、母に看取られ天国に行ってしまいました。
父にも、母にも本当に大事にされて、幸せやったと思います。
ずっと看護していた母も、今は自分が看護される立場になってしまいました。
ライラは、ジャニスが死んでから、絶対食べなかった果物が大好きになりました。
メロンを見ると、踊り出します。
わさぽんと一緒にいると、ジャニスに似てるなあと思う事があります。
何年か先、さよならが来た時に、「わさにいと、わさねえの家族になってよかったな。楽しかったな」って思ってもらえるように、大事にしてあげたいと思っています。

いつかさよならの時が来てしまうし、看護も必要になるかもしれない。
でも、家族として最後まで大事に大事にしてあげたいですよね。

明後日、実家に帰るのでよりジャニスを思い出したのかも知れません。
ジャニスのお墓参りと、母の面倒を見てきます。
あ、ライラとも遊んできます。写真、期待してて下さい。すごい、デブです^^

今日も、わさぽん、わさにいとラブラブです♪






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