キャットアベニュー
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春の風物詩
[02/13 20:16]
今日は朝こそ氷点下で氷がバリンバリンに張ってましたが、昼間は4月かい?ってくらいのいい天気でした。
こんな日はどこからかヘビをくわえて帰って来るトラ子の姿を思い出します。
だいたいヤマカガシ(奥歯に毒がある)の小さいやつなので、「やめてーっ!」とトラ子に思うと同時にヘビにも「オマエ出て来んなよ!」と思った。
ヘビの体の真ん中辺りをくわえて歩くので、ヘビも首を持ち上げて抵抗する。トラ子のおでことかほっぺ辺りにカプッと噛みつく。そんでトラ子が前足でペシッと叩く。
やめれ!それでヘビが本気になったら奥歯で噛まれたらどうする!と、持ち込まれないように締め切った室内から見つつ思った。
テキトーに遊んで動きが鈍くなったら飽きて次に行く。
片付けるのは私。竹箒でスパーンと一発で遠くまで跳ね飛ばす。きっと私はゴルフかホッケーやったらメッチャ上手いで、なんて思ったものだった。
基本うるさいトラ子が、無言で首輪の鈴の音だけさせて帰って来るとダッシュで家中の戸や窓を締めた。
今日は春の陽気の中、どっかからチリンチリンって音がして来るんじゃないかと耳をすましてしまった。
ああ、もうくわえて帰る子いないんだ、あのやる気のなさそうなヘビを片付けることもないんだなあ。
今日はそんな気温の日だった。