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キャットアベニュー : ブログ

猫山家の物語


小梅(東)
サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話

物件探しの達人

[01/08 21:12]

今日の小春。前から水飲み場だったこの場所を小春も使っています。

公園で長いこと暮らしてきた猫は賢い、自分で自分の身を守るしかないわけで、快適に過ごせる場所を見つける力は大したものだったようです。

冬から春まではハウスがあるけれど、それ以外の時期は自分で雨風をしのげる所を見つけなくてはなりません。外猫の暮らしは本当に大変。

ある日、ご飯を終わった小春のあとをつけたことがありました。小春は狭い路地に入っていき、ある一軒のアパートの下で立ち止まり階段の上を見上げました。あれ?ここって何?

私は身を潜めて様子を見ていました。小春は慣れた様子で階段を上り姿は見えなくなりました。
まさかここでご飯もらってる?

でもここはその時すでに無人アパートでした。小春は階段の上に雨の当たらない場所を見つけてそこで寝ていたようでした。
へぇ〜びっくり!

無人アパートとは言え、急に誰か来てびっくりした小春が階段から落ちるのでは?と心配になりましたがせっかく誰もいないようなので知らないふりをしていました。

その後も小春はハウスのない期間、そこでよく過ごしていたようでした。古い無人アパートが取り壊しに、ならないことを祈りました。

又別の場所もありました。
人家のバックヤード、室外機の上に小春の姿を発見、もちろん入るわけにはいきませんが、この場所も雨をしのぐことができたようでした。住人に見つからないといいけど、と思いながらこちらも知らないふりを。

こんな具合に小春はあちこち歩き回って、ハウスのない時期を無事過ごしていたのです。そして、いつの間にか小萩も一緒にいたりしました。

小春が新しい物件を探してきて、小萩はそこに転がり込んで小春を守っていました。姉妹のように二人は助け合ってきました。

今年は早めにハウスを設置したので、小春達はもう他の場所には行かなくなりました。

今回さび猫館に引っ越してきて、小春は又別の物件を見つけたと思っているかも知れません。ここは寝ていてもご飯が食べられるし、そんなに寒くないし楽ですにゃ!と。

今日はこれまでで一番長いお留守番でしたが、小春はちゃんと過ごしていたようです。ペットシーツを三回使っており、おかげで今日は拭き掃除から解放されました。やった〜!この調子で頑張ろうね!





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