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キャットアベニュー : ブログ

猫山家の物語


小梅(東)
サビ猫2匹、茶トラ一匹、それぞれ生まれも育ちも違う3ニャンズのお話

大晦日の事件簿

[01/05 22:29]

今頃今年初投稿です。大晦日に事件発生と書いて以来そのままになってしまいました。

大晦日の朝は、私が公園担当、しかし小春が来ませんでした。仕方なくハウスに呼びにいきましたが、なかなか出て来ません。何とか出て来たものの、小春歩けない!

左前足を地面に下ろせない状態でした。はは〜ん、もしかしたら巻き爪が?と思い抱っこして公園につれていき良く見てみましたが、やはりそのようでした。これはそのままには出来ません。こんなに痛いなんて化膿しているかも。

さて困った、大晦日に診てくれる病院があるのか。急ぎ相棒に連絡して調べてもらいました。

幸い一軒だけ午前中診てくれる所があったので、一度帰宅、準備をして病院に向かいました。
思った通り爪が伸びて肉球に刺さった状態でした。
処置をして抗生剤を打ってもらい、とりあえずそのまま公園に戻すのはあまりに不安でさび猫館に連れて行きました。
幸い良い先生で、汚い野良猫を嫌な顔もせず診てくれました。

私は、いつかは小春をうちの子にとずっと思って来ました。
が!二回ほど相棒が小春を保護したことがあったものの、夜中何時間もパニックになって大きな声で騒ぎまくった実績があり、とても無理と諦めていました。

小春の言い分はこうです。「あたしは公園で何も困っていない。ご飯は毎日食べられるし冬はハウスもある。自由に好きにしているのにこんな室内に閉じ込められるのはごめんだ!」

確かに小春の言うとおりでした。小春は長いこと公園で自由に暮らしてきたから、家猫生活は耐えられなかったのです。公園に戻った小春は生き生きしていました。以来誰も小春を家猫に、とは言わなくなっていました。

今回も療養目的で無理をせず、小春がどうしても公園がいいと言えば返すことも視野に入れて小春のさび猫館での生活は始まりました。

さび猫館のトイレや食器他猫用品は即入居可の状態でそのままになっていて、もしかしたら来るかも知れない小春を待っていました。

昼頃帰宅した小春、突然の通院に疲れたのか半日眠りました。
そして恐れていた夜が来ました。

続く

写真はあの皆が使ったハウスで眠る小春。


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