☆☆☆ 保護犬 すずちゃん(ビアンちゃん)が やってきます ☆☆☆
前回のつづきです。
譲渡会から、6日後の土曜日、いよいよ ビアンちゃんが わが家に来る。
小ギャング達の 日常 散らかし放題の 部屋も、片付けさせ、
いざ、ゆずくんの使っていた ハウスや、ベッドも 綺麗に・・・。
ゆずくんが 虹の橋を渡ってから、ずーーーーーーっと、そのままだった物たち。
ハウスの溝には、ゆずくんが 食べ散らかした カリカリの破片。
最後は、食べる事も 出来なかったね・・・。
それを 一粒づつ、手で拾い ティッシュの中へ・・・。
ベッドも、以前は ゆずくんが 舐めまわして ちょっと 顔を近づけただけで、
ゆずくんの ニオイだらけだったのに・・・。
時間と共に、それも、うんと顔を埋めて 思い切り 息を吸ったら かすかに匂う 程度に。
それも、ためらいながら、洗濯。
ゆずくんの物を 綺麗にしちゃうと、ゆずくんが 生きていた証が 消えちゃうようです。
たくさんの 写真もある。
たくさんの思い出も、すぐに 思い出せる。
とてつもなく ママっ子で、甘えっ子だった ゆずくんの魂は、
いつも そばに居てくれてるだろう・・・。
そうは、思っても、また ボロボロ 泣いてしまって。。。
泣きながらの 掃除。洗濯。
でも、今度は ビアンちゃんが 使ってくれる。
そのままにしていたら、きっと ずーーーっと、そのままにしてるだろう。
使っても 貰えない ゆずくんの生きていた証。
それも、何年かしたら、その状態を 悲しむ時が 私なら くるだろう。
「使ってくれて、ありがとう!」
可愛い女の子 大好きな ゆずくんなら、
ビアンちゃんが 使ってくれたら、その方が 喜ぶに違いない! 前向きに!
土曜日の当日は、私が仕事から帰宅する 時間に、
ビアンちゃんが やってくる 約束。
道に 迷いながらも、無事に来てくれました!
預かりボランティアさんが 車の後部座席を のぞきながら 呼んでも
姿を見せず。警戒中?
出たがらないのを ひょいっと 抱っこされて、家の中へ。
わが家に、ビアンちゃんが居る! 凄い 不思議!!!
子どもたちも「かわいい〜!!!」と、触りたそうだけど、
当のビアンちゃんは、預かりボランティアさんのそばから、緊張して 動かない。
ボランティアさんから、ビアンちゃんの重度のドライアイである 左目が
レスキューされるのが あと少し遅かったら 眼球摘出だった事。
レスキューされ一ヵ月。クンクン鼻では 鳴くものの。
まだ、「ワン」とか 鳴き声を 聞いた事がない事 なども 聞きました。
「声帯切除は、されてないと思うんですけど・・・。」と、ボランティアさん。
うるさく鳴く子は、鳴かないように、声帯を切る ブリーダーや 運び屋もいる。
ブリーダー保護だけど、そのまま 運び屋に、死に部屋に送られる子。
運び屋から、新たな繁殖屋に渡り、また 何年も ゲージに閉じ込められ、
子どもを無理やり 産まされる子もいる。
ビアンちゃんも レスキューされていなかったら・・・
光の無い生活を 再び 強いられていたかもしれない・・・。そう思いました。
ボランティアさんに、ビアンちゃんの事も たくさん うかがいました。
それから、過去にレスキューされた子の話。
ご自分のワンコの話。
ご縁が繋がった里親さんたち全員と 同窓会をした 嬉しい話。
たくさんお話しました。
そして、「(ビアンちゃんの)新しいお名前、何にしますか?」
上の娘ちんと、下の弟 ニャー助と、意見が分かれるも、
いろいろ 名前を考えた中で、『ゆず』くんとも いつも 一緒にいれるような感じの名前。
誰にでも、すぐに覚えてもらえて、妹分に、ぴったりな『すず』ちゃんに、しました。
目も 治らない。生涯、点眼薬。
声もまだ 出せない。
物音も、怖い。
ちょっとの段差も、登れない。
新しいお家で、トイレも ちゃんと出来るか わからない。
小さな子どもも いるので、『マッチング期間(お試し期間)』がありますが・・・
と、説明してくださろうと しましたが
もぅ、離れる気は、ありませんでした。
「このまま、正式譲渡で。」
たくさんの課題があるけれど、これからは、ずっと一緒。
これからの 犬生は、楽しい事も、増える。
未体験の事だらけで、ビクビクする事も まだまだ あるだろうけど、
しんどい事があっても、一緒に 乗り越えようね。
ボランティアさんと お別れした後、ソワソワして、クンクン鳴くかな?と
心配しましたが、緊張が 少しは ほぐれたのかな?
ダンナちんの差し出す手に、あごを乗せて、寝てくれました♪
ここから、すずちゃんとの生活が はじまります!
こちらのブログでは、写真が表示されないので、
写真付きはこちらで→ http://ameblo.jp/yunsuzu0208/?frm_id=v.mypage-ameblo--myblog--blog
ビアンちゃんの 一時預かりをしてくださっていた ボランティアさんのブログです。
新しい家族を 待っている子がいます!