キャットアベニュー
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あま蔵が生きた証。
[06/19 01:58]
今年に入り
お世話になった薬や療法食の残りです。
病院には細かく世話になっていたので、
小さい頃から通っていた病院の
診察券もならべてみました。
左上は春先カラーついていた時に
名古屋では名医と言われる猫の病院を頼り、
先天性の膿皮症との事で猫医者手製の
湿布薬を戴きました。
結膜炎もあり目薬も戴きました。
同時期に腎不全のステージ3と診断を受けました。
尿毒症を避けるためにクレメジンという
炭のカプセルを毎日3錠飲ませていました。
4月上旬にはすでにステージ4の末期に進み、
先生のご好意で
利尿剤の点滴を錠剤に切り替えてくださいました。
しかし利尿剤の分量が多いため、
ポカリスエットにあたる粉薬を
1日上限2包までの制約で、
1包あたり100mlずつぬるま湯に溶いて飲ませました。
薬入りの水が苦にならないあま蔵は
すんなり飲みました。
5月半ばになると薬で口が不味いのか
療法食をイヤイヤし始め、
手を変え品を変え
いろんなご飯を試しました。
5月25日だったかな、
ついに後一ヶ月もたないかもという
余命宣告をいただきました。
それならと小さな頃から好きな
茹でブロッコリーや茹でカツオ、
時には鶏の胸肉茹でたり
戴きもののパウチご飯やおやつも
あれこれあげました。
6月に入ってからは棚上にも上らず
クローゼット探検もしなくなりました。
毎年初夏からは体温高いあま母に近づかない彼が、
良く膝に乗って昼寝する様になりました。
夜はベッドで川の字に。
時々クールダウンしに廊下へ出ると、
朝方再びベッドに戻り眠りました。
最後の一週間は
昼寝に使っていたあま母の椅子から
時々滑り落ちました。
目に見えて落ちてゆく彼の体力に
泣いてばかりのあま母は、
月の半分程通う様になった猫医者から
よく叱られていました。
猫医者は怖い顔で熱く命について語ってくださいました。
猫は生きる最高の教材だそうです。
私は
あま蔵先生の命の授業を受けていたのですね。
長くなりすみません。
数日あま蔵の記録としてブログに書き残しますので
お付き合いくださいませ。