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キャットアベニュー : ブログ
高齢ネコと暮らす〜慢性腎不全猫
チコ
2011年10月に、慢性腎不全と診断されました。 愛猫チコ 18歳♀の闘病と介護の記録です。
チコ、慢性腎不全になる
[04/17 14:51]
◇2011年10.月初旬
動物病院に行ってきました。
我が家の愛猫、チコ(♀)は、1994年生まれの17歳です。
人間なら、青春真っ只中の女子高生。
でも、猫の17歳は、人間に換算すると90歳近いおばあちゃんです。
先代の愛犬の予防接種に動物病院へ行った時、受付の前に里親募集の張り紙がありました。
たくさんいた子猫の中で唯一、おなかの白いサバトラキジ。
6月18日、生後約1ヶ月の子猫は我が家にやってきました。
翌日が父の日だったので、チコと名づけられましたw
もし漢字を当てるなら・・・父子ちゃんか
あれからもう17年超…長い付き合いとなりました。
毎年5月頃には、愛犬・銀河(14歳♂)と共に予防注射に行って、ついでに血液検査もしてもらいます。
この春には正常な数値でした。
犬も猫も、10歳を過ぎるともう老犬・老猫の年齢です。
今日は元気でも、明日は急変するかもしれない危険性のあるお年頃です。
最近、よくお水を欲しがり、おしっこの量も増えてきました。
老猫がかかりやすい病気・・・慢性腎不全と診断されました。
猫は、もともとは砂漠の動物なので、少量の水分で生きられます。
飲んだ水分は、腎臓で必要なものと不要なものに分けられます。
不要な分は排泄へ、必要な分は体内へ戻す仕事をしてくれる腎臓。
それが機能していないというコトで、必要な分まで排泄してしまうのです。
なので、猫は脱水症状になり、お水を多量に欲しがるというコトでした。
人間と同じですね。
数値から、チコの腎臓はすでに60%〜70%が壊れてしまっているみたいです。
壊れた腎臓は、元に戻ることはありません。
点滴、投薬、食療法で、どれだけ現状を維持できるか…です。
病院で点滴と注射を1本。
錠剤と、腎臓病用のフードの試供品4種類いただいて帰宅しました。
食欲があるのは救いです。飼い主に似て。(爆
見た目は変わらず元気です♪
目が若干白くなってはいますが、夜中の見回りも欠かしませんし、
いまだに箪笥の上にもジャンプして上ります。
白い毛が増えてはいるものの、毛艶も悪くありません。
ゴハンもドライフードをカリカリと噛んで食べています。
昼間はほとんど寝ていますが、そばを通ると『んぅー?』
名前を呼べば『にゃーん』と返事もします。
自分ちの猫だし、可愛いっちゃ可愛いのですが、
猫っかわいがりをしていたワケでもないし、ペットというより同居猫という感覚でした。
これだけ長く一緒に暮らしていると、鳴き声の違いがわかるようになり、
意思の疎通もかなりできるようになりました。
カラダがとても丈夫で、予防接種と健診以外で病院へ行ったのは、ノミがついてしまった時の1度きりです。
風邪をひいたことも、目ヤニがついたこともありません。
老猫は、一気に悪くなると聞いてはいましたが、まだまだずーーーっと先の話だと思っていました。
腎不全の猫の最期は壮絶で、飼い主にはとても辛いそうです。
他の飼い主さん達のブログなどを読んでいると泣けてきます。
この先、あとどれだけの時間がチコに残されているのかわからないけれど、
いずれ来る最期の瞬間に、この家に来て良かったニャ〜
と思ってくれるよう、
手をかけてあげたいと思います。
点滴にお薬に食療フード…高いよー
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