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ドッグストリート : ブログ

ピッポコぶぅさん


ぶぅちゃん
トコトコ歩くぶぅを見ていると思わず”ピッポコポッポ”と口ずさみたくなります♪とにかく明るくてめげないムスコに最近は尊敬すら覚えマス・・・

苦渋の選択〜その2〜

[10/07 13:23]



トイレもご飯の時も片時も離さず持ち歩いていたラテックスのカニさん♪
少しでも離れると心配なのか遠くから見張っているぶぅさん(笑)


8月初旬の週末。再度血液検査を行いました。
診察室に呼ばれるまでの間も緊張が走ります。

先生は開口一番、
「良いお知らせです!ぶぅちゃんのCPKの数値が正常レベルになりました」
「本当ですか!!!」嬉しさのあまり大声で叫んでしまいました。


しかし、数値は下がったものの、脳炎の可能性も全くないわけではないので、
しばらく通院が必要になりました。
抗生剤がとても効いていることや、今の状態から推測すると
突発性前提疾患、細菌性髄膜炎、そして中耳炎が疑われたため、
とりあえず2週間は効いている抗生剤で様子を見る事に。

お盆休みには家族で那須高原に行く予定だったのですが、
ただでさえ、フレブルは暑さに弱いのにストレスがかかる車に長時間乗せるのは
医者としてすすめられないと先生からきっぱりと言われ、今回は大事を とって中止にしました。

旅行なんていつでも行けるし、とにかくぶぅさんの治療に専念するため、
今年夏は毎週通院して治療法を相談し、都度お薬の種類も変えていきました。
ステロイド(プレドニゾン)も一時試しましたが効果が得られないのと
若干副作用も出てきたため、中止。

ステロイドが効か無いという事は、逆に脳炎の可能性はますます低くなりましたが、
9月になっても相変わらず斜頸は治りませんでした。

ただ、持ち上げてつっぱたり、ひっくり返る事はなくなりました。食欲も問題無し。

通院を続けていましたが、9月の半ば頃毎回綺麗に掃除をして頂いていた耳が
突然外耳炎を起こしかなりひどい状態になっていました。
ちょうど斜頸を起こして傾いている側の耳でした。

やはりこの斜頸の原因は耳から来ている可能性が高いのでは・・・?という事で、
先生からの提案で、耳の中の細菌検査をすることに。

数日後、先生から携帯に電話がありました。

「ぶぅちゃんのお耳から、かなり深刻な菌が発見されました。MRSAという菌で
抗生剤がほとんど効きません。。」


MRSA:
黄色ブドウ球菌の意味であるが、実際は多くの抗生物質に耐性を示す多剤耐性菌である。
MRSAは常在菌のひとつであり、健康な人でも鼻腔、咽頭、皮膚などから検出されることがあるが、基本的には無害である。

ただし、手術直後など抵抗力の低下した状態では感染を起こし、お年寄り、子供などの
抵抗力が弱い人に対し感染するケースが多い。
一旦発症するとほとんどの抗生物質が効かないため治療は困難であり、死の転帰をたどる場合もある。
院内感染の原因菌でもあり、社会問題となっている。

人間が抗生物質を乱用した結果、菌が変異し薬に対し耐性を持ってしまったため、
非常にやっかいな菌である。

〜その3へつづく〜





ママの海外出張前、なにやら物思いにふけるぶぅさん
(スーツケースをガサゴソしだすとこのようにおセンチモードになります)










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