猿は古くから魔が去る「まさる」と呼ばれ、厄除・魔除の信仰を受け又農業の守護神と
する信仰が強く、俗に「さるまさる」といわれ、繁殖の獣として人々に愛され、犬と共に
分娩の軽き 安産の神として信仰されています。
猿は集団生活をして、特に子供への愛情が強く、母猿はどの子猿にも乳を与えるという
性質があるといわれ、その姿が日枝神社の神猿像に表されており、夫婦円満・安産・
家門繁栄の徳を称え安産・子育・厄除のお守りとして参拝者に神猿(まさる)の守土鈴、
他に縁(猿)結びのお守りが授与されています。
また、江戸城から鬼門の方角に位置し、風水により万事忌むべき方角を封じる
鬼門封じとして、この地に建立されたということです。
ちょうど、国会議事堂のすぐ脇に位置しています。
では、今日の主役をご紹介します。
横綱 「初孫錦」 またの名は 小猿ちゃん です。
そう、今日は お宮参りに行って参りました。
もうすでに3ヶ月経ってしまいましたが・・・
まぁ 百日参りということで。
通常は男児は30日、女児が31日でお宮参りとされていますが、
最近ではどうも家族のスケジュールや母親の体調に合わせて決めて可能なようです。
お義母様と私、若夫婦の5人揃ってお参り致しました。
特に吉日も考えていなかったし、平日でもあったので 神殿には我々家族のみ。
格調ある祝詞と 巫女さんによる神楽まで舞って頂いて、
その間小猿ちゃんも 雰囲気に飲まれたのかキョトンとしてました。
神社に帰属している写真館で 記念写真を
このくらい大きくなっていると、お顔もしっかり写っていたので悪くないなと思いました。
娘と孫は同じ誕生日だと以前お知らせしました。
やはり娘のお宮参りも 同じく日枝神社でした。
当時 我々は港区に住んでいましたので 氏神様として日枝神社でよかったのですが、
現在の家の近くでも 菅原神社という由緒ある社があります。
若夫婦は随分 いろいろ悩み考えていましたが
実質的に考えて、菅原神社の近くには、気の利いた会食の場がないこと、
腕のいい写真館もないので、赤ちゃんをいろいろ連れ回すのも如何なものかと、
全部を一気に終えることの出来る 日枝神社に決めたとのことでした。
江戸の総氏神であれば、東京に住んでいる者の氏神様として
日枝神社は正解だったのだと、後で知りました。
そのあと、近くのホテルで和食懐石。
個室の畳の間で 小猿ちゃんもおとなしく、また授乳も遠慮なく出来て
とにかく、美味しゅうございました。
お守りと お食い初めセットを頂きました。
小猿ちゃん、初の大仕事 お疲れさんでした そして おめでとう
とっても良い子ちゃんにしていましたね 元気に育ってね。