ドッグストリート
:
ブログ
ちろ
虹の橋を渡ったちろの、思い出話・あれこれ
旅立ち。
[05/21 21:03]
皆さんに
お知らせをしないといけません。
このブログはわんこのブログですが
たびたび、
我が家に遊びに来る猫たちが、登場します。
その中の
三毛さん
こまったちゃん
二匹が、虹の麓に旅立ちました。
二匹は半年違いの姉妹で
共に14歳でした。
三毛さんは、
世間知らずの幼子だったちろを、厳しく・優しく躾けてくれた
素敵な猫でした。
野良猫として生活していましたが、
最後は、猫を保護しているおばあさんに
病院に連れて行ってもらい、
その家に、帰ってきてから旅立ちました。
老衰による、栄養障害だったそうです。
こまったちゃんは、
そのおばあさんの家で
家庭猫として可愛がられていました。
庭続きの我が家には、良く遊びに来てくれました。
ある日、朝ごはんを残さずに食べ、
ご馳走様!っと言うように、にゃ〜んっと一声鳴いて
お気に入りのベッドに横になり、
そのまま、眠るように息を引き取ったそうです。。。
二匹とも、
生きることを全うできたのでしょうか。
捨てられたお母さん猫から産まれて、
満足にご飯も食べられない時もあった、・・・そんな生涯でしたが、
最後は
優しい人に見守られて旅立てました。
ちょっと不思議な体験をしました。
こまったは、
私が遅くなる日には
駐車場から我が家に行く道の途中にある
おばあさんの家の塀に、ちょこんと香箱すわりをして、
私を待っていてくれたものでした。
姿が見えなくなてから、何日か・・・、
そこを夜に通りすがると、
なんとなく、小さな気配がするのです。
初めは塀の向こうに
こまったが居るのかと思ったのですが・・・
「こま、○日に旅立ったよ」
と、その後に聞きました。
挨拶にきてくれたのか、
それとも、心配して見守ってくれていたのか。
・・・今は、その気配を感じることは無くなりました。
悲しい話ですが
読んでくださってありがとうございました。
前回までのコメント返しは、
もう少しお待ちください・・・。
以下は独り言です、
不幸な命が、なくなります様に・・・。
15・6年ほど前、
捨て猫を保護してくれると、
おばあさんの家や庭に、平気で捨て猫をする輩が後を絶ちませんでした。
妊娠中の子も捨てられ、一時期32匹にまで膨れ上がった、猫たち。
田舎町ですが、
近所からの苦情も寄せられるようになっていきました。
当時、地域猫・とかTNRとか、そんな言葉はありませんでしたが、
このままではどんどん子猫が生まれてしまう・・・
おばあさんは、年金で、猫たちの避妊手術を始めました。
苦情が出た家には、ひたすら頭を下げ。
今月は、この子と、この子と・・・手術をします。
情報をオープンにしました。
近所でも、悪いのは、そのおばあさんでは無いと理解し、
それで、猫が減るならと、少しずつ寄付をしたりしました。
子猫は、里親を探し、
少しずつ、猫の数は減り、
地域における、飼い猫の避妊手術と言う考えが浸透し
(県行政における犬猫の、殺処分を減らす努力が始まった)
そして、全頭の手術が済んだ頃、
新たな捨て猫は、なくなりました。
今、残っているのは、
10歳を超えた子が、3頭です。
新たな捨て猫が無ければ、
時間はかかりますが、避妊去勢をした猫は
確実に減って行きます。
家族に迎えた子を、
最後まで幸せにすれば
不幸な命は、増えていかないのです。。。