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ドッグストリート : ブログ

ぽこあぽこ☆モコ


モコ(シー・ズー)
元気いっぱい シーズーモコのつぶやきです

我が子の歯 ホームケアで守りたい

[11/15 21:52]



本日2度目のアップ (これでオーラルケアのお話は終わりです)





     久しぶりに カルビー犬と遊んできたんだ 音符




ちまたでは ワンコのオーラルケアに関する商品がたくさんありますね


私はこういうものを利用するのはどうなのかうかがってみました


歯垢がつきにくいフード


一粒一粒噛み砕いて食べる子には多少効果があるけれど

丸呑みする子には意味がない

ここで気になるフードの種類

缶詰や手作りごはんなどよりも カリカリフードのほうが

汚れが付きにくいのではないか?という感じもしますが

↑に書いたように それをどのように食べるかということなので

食べ物による差はほとんどないようです


   野生の動物に歯周病がないのは 獲物の内臓にある植物の繊維や

   獲物自身の筋肉組織など様々なものがうまく歯の汚れを落とす作用

   があると思われるからだといわれています



デンタルガム・デンタル系のおもちゃなど


歯垢には多少効果があるけれど 歯石になったらこれらではとれない



ひづめ 骨などのかたいもの


骨をゴリゴリ噛み砕くような犬の飼い主さんが

これを噛んでると歯石もきれいにとれるから歯みがきする必要がない

そういう話を聞くけれど 歯石が取れると同時に

歯も削れてしまっている
場合がほとんどだそうです

続けていると歯髄が出て痛みがひどくなる場合もある

また かたいものを噛むことで 結構歯が欠けたり折れたりすることも

噛むちからをきたえることがお口の健康につながるものではないということ



スケーラー


ワンコ用に 歯垢や歯石を除去するスケーラーが販売されています

実は私も以前に購入しましたが 歯を傷つけるのでよくないということで

使わずに処分してしまいました


やはり先生の見解も同じ


どんなに丁寧にやってもほぼ100% 歯の表面に傷をつけます

傷が付くと汚れがつきやすくなるので 素人の使用は厳禁

病院でもスケーラーを使うけれど 必ず最後に研磨をして

歯の表面をきれいに磨き上げます



あとオーラルケア商品とは関係ないけれど こんなお話も・・・


フリスビーなどで かたいディスクに夢中で噛み付いたときに

歯が折れることもしばしばあるそうです

そのくらい 犬の歯は人間が考えているよりデリケートです

モコもそうですが 犬はひっぱりっこが好きです

あまりムキになってしまうと 歯が折れたり最悪抜けてしまうこともあるので

こういう遊びをするときにはちからの加減にじゅうぶん気をつけましょう



結局 たくさんあるケア商品の中には

獣医さんから見て 不適切なものが数多くあるようです


飼い主さんにとって 悩みどころがくーの歯みがき

なんとか簡単にできないものか・・・

そのへんをうまくついた商品なのでしょうね 規制もありませんから

そう思うと こういうものをいかにもという宣伝文句で

販売していることに疑問を感じるし 腹がたちます怒り


そしてデンタルガムや水に溶かして飲ませるようなものなどは

それ自体不適切ではなく 効果も多少得られるものもあるけれど

結局のところ それだけでOKというものはなにもないということです



それは いちばん大切な歯周ポケットのケアができるものがないからです

歯の健康というよりも お口の健康

これはただ単に歯がまっしろできれいなだけではダメだということ

実際に歯がきれいでも歯周病になっている犬はたくさんいるそうです

歯をきれいにすることも もちろん大切

でも歯周ポケットのケアができなければ 歯周病は避けられません


 我が家のもみじ


歯科検診といって 歯を見ただけできれいだから大丈夫ですという

先生ならば お口の健康を守るのはむずかしいかもしれません

全身性の病気になるかもしれない 

そんなに大切なことなのに なぜ獣医さんがもっと注意しないのか

去勢や避妊を勧めるように ワクチン接種を呼びかけるように

歯みがきの指導をしないのか???


いまの獣医系大学では、こうした歯に関する治療に関する臨床教育は

ほとんど行われていないので 卒業してから自主的に習得するしかない

そんなことも影響しているのでしょう


「犬の飼いかた」などの本には いちおう歯のケアのこと書かれていますね

だからほとんど飼い主さんは気になっているはず

でも犬が嫌がるから つい面倒になって できない・・・しない・・・

私も目で見てわかる汚れが気になりつつ ついガムに頼ったり

簡単な方法でなんとかならないかと思っていました失敗


現実に歯周病で亡くなったなんていう話も聞かないし

年を取って もし歯が抜けてしまっても

軟らかいものなら食べられるし・・・

オーラルケアなんて ただ歯をきれいにするために

お金をかけて 麻酔をして危険なめにあわせるなんて そんなの考えられない

愚かにもそんなこと思ってました汗



この点について 先生に参考までにうかがいました

獣医さんに「歯周病」という考えがあまりないから

内臓がわるくなったときに 歯と関連付けて考える人は

ほとんどいないかもしれない

たとえば心臓がわるくなったとき それが歯周病が原因だったとしても

明らかにならないうちにおわってしまっているのかもしれない

どのくらいの確率かわからないのに・・・

そう考える人もいると思います

でも知ってしまうと やはり気になります

お口の中をきれいにしてあげることで 危険性をひとつでも減らすことが出来る


手術の際に すべての歯の歯周ポケットの深さを記録してあり

それを見せてくださいました

動揺のあった奥歯のポケットは4ミリありました

他にもう一箇所 4ミリのところがありましたが

見た目ではわからないものでした

もう少し遅かったら 奥歯は抜歯せざるをえなかったと思います

頬に貫通して顔に穴があいてしまったかもしれない



今回虫の知らせのように 一念発起して毎日歯みがきを始めて

気が付いた歯肉の炎症

歯を残してあげることができてよかった

もし抜歯なんてことになっていたら
 
私・・・ 後悔なんて そんなかるいものでは済まなかったかも



シャンプーも トリミングも 爪切りも お耳の掃除も

おうちでのお手入れは 最初からすんなりできたわけではないけれど

いまはモコも半分あきらめているのか 苦労することはなくなりました

歯みがきも きっとそのうち またあきらめて

んが〜っとお口をあけてくれる・・・かも・・・ウィンク


モコは人の手は絶対に噛まないので

(これはパピーの頃にしつけたので絶対)

お口の中に手を入れて 噛み付かれることはない

たとえ私の手が傷だらけになったって

あきらめずに 気長にそして確実にやっていかなければならない

でもいまは 一日2回のうちどちらか1回は歯ブラシを使ってます


毎日は確かにたいへん ふらふら

お散歩行って ごはんあげて ブラッシングするのが精一杯

そんな日もあると思う。。。

爪切りなら伸びてからで間に合うことがほとんどだけど

お口の中は 汚れたらスケーラーで削り取るとか トリマーさんにお願いするとか

そういうケアじゃなくて 日々飼い主が守ってあげたい



ケアがじゅうぶんじゃなくて もしかしたらまた汚れがついてしまうこともあるかもしれない

それでも意識して毎日見ていれば 変化には気が付いてあげられる

そうすれば抜歯や歯周病による全身性の病気なんて事態は防ぐこともできるでしょう

若いときからしっかりケアをしていると 15歳を過ぎても

歯を失うこともなく きれいなお口を保てるそうです



処置をしてから約二週間が過ぎて気が付いたことがひとつひらめき

ごはんを食べたあとの器が 今まではちょっとベタッとしていて

独特のにおいがありました

中身がなくなっても いつまでもなめているからだろうと

今まで口臭もないので 単に唾液の特徴なんだと思い込んでいました


でもいまは器がベタッとならないし あのにおいがまったくしない

口臭がするところまでいってなかったけれど 

悪い菌の仕業だったのかもしれません

(今度病院へ行ったら聞いてみよう・・・)


そして今回オーラルケアのお話はもちろんだけど

不安でたまらなかった麻酔についてのお話もいろいろ伺ってみて

学ぶことがたくさんありました

麻酔に対する考え方も変わりました



お口のケアをきちんとしている方には

ごくあたりまえのことで 目新しい話はなにもなかったと思います

私自身の反省文として 長々と書かせていただきました 




いままだ歯みがきの習慣がないかたは

ここでこれを読んだのをきっかけに 少しでも関心もっていただけたらうれしいです



コメント欄 長々と閉じたままで ご心配のメッセージもいただいてしまい

申し訳ありませんでした 泣く


キャパの低いモコママには ちょっと大容量の用事がたて続き

おともだちのブログ訪問もまったくできずにいました


これから徐々に復活キラキラできるかと・・・




これからもよろしくお願いしますウィンク




この前アップした 海で発見したこれ↓


 大福(ペキ)ちゃんおかぁしゃん   ほら貝じゃなかったみたいですうっしっし







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