ドッグストリート
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ソラ
共に生きるために
ある秋の日の夕暮れ
[10/08 10:37]
このところ雨の日が続いていて ・・・・・
久しぶりに晴れた日曜日の夕方、ソラはいそいそと公園に向かった。
公園に近づくと、なにやら歓声が上がっている ・・・・。
でも、丈の高い草が視界を塞いでいて、ソラの目からはその方向が見えない。
いきなり、後足で立ち上がったソラ、しっかりと前方確認。
公園に友達の姿を見つけた瞬間、尻尾を激しく振って、リードをぐいぐい引っ張った。
公園のベンチで ラッキー君 がうずくまっている。ちょっと ふてくされて ・・・・・。
去勢手術の後で、抜糸がまだのため、エリザベスを着けられていて
激しい遊びを禁止されているからだ。
ソラ と ボーダーコリーのプー君 が何ともいえない表情でラッキー君を見つめる。
ラッキー君の飼い主さん曰く
「 ラッキーはこんな状態でも、友達のワンちゃんに会いに来たがるんです。
友達に会うと落ち着くみたいです 」 と。 納得!!
少し離れたところでは、最近群れに加わった レオ君 ( 5歳 ) が
ジャイアント・シュナウザーのアラシ君 と入念な挨拶を交わしていた。
ラッキー君の隣のベンチでは、メイちゃん ( ミニチュア・シュナウザー 1歳 ) が
プー君の飼い主さんに抱かれて、ヨークシャーテリアのトクちゃん と
なにか話し合っている。メイちゃんはアラシ君の妹なのだ。
その日は7頭のワンコが公園に集まりました。
みんな、それぞれに、出会いを楽しんでいるようです。
つるべ落としの秋の日は、あっというまに暮れてしまいます。
つかのまの群れの交流でしたが、なぜか、みんな元気になって
家路に着くようにみえました。
その夜、ソラはぐっすり眠りました。時々寝言を言いながら ・・・・・。