近頃、夕方の公園は、ワンコ達のふれあいの場と化している。
特に、時間を決めているわけではないし、約束しているわけでもないのに、
そぞろに、一頭、又一頭と飼い主さん達が愛犬を連れて集まってくるのだ。
ソラも夕方の散歩では、一直線に公園を目指す・・・・。
何度も会っているうちに、それぞれのワンちゃん達に 仲間意識 が生まれ、
それは、「 群れ 」 へと発展していく。
そうなると、逆にワンコ達が飼い主さんを連れて （ 引っ張って・・・・ ）、
公園へやってくるようになる。 群れの力なのだろうか？
最近、群れに加わった プー君 （ １歳 ）< 上 > と ギンちゃん （ ９歳 ）< 下 >
群れの中で、メイちゃん < 左 ・上 > と プー君 < 右 ・ 下 > は
遊びでは良きライバル、この二頭の遊びはむちゃくちゃ激しい！！
２週間ほど前になるか、群れの中でソラの妹分のチャコが軽い熱中症に罹って
元気がなかった。２〜３日、何も食べてないし、排便もないと云う。
公園に来ても、うずくまっている。
ソラが近寄って・・・・、異変に気付いたのか？ チャコの口を舐める ・・・・
しばらくすると、オヤツを少しだけ食べた。 水も少し飲んだ。 しかし心配だった。
翌日、公園に行ってみると、チャコも来ていて、
「 少し元気が出てきた 」 と飼い主さん。
さらに、その翌日、すっかり元気になったチャコがそこにいた。
「 群れ 」 は個々のワンちゃんを元気にするのだろうか？
ワンコ達の中に生まれた 「 仲間意識 」 が信頼関係を創り出したとき
「 群れ 」 が誕生する。そしてその 「 群れ 」 そのものが、
それぞれのワンコに 「 安心 」 を保障する。
そして、この安心がワンコを元気にするのでは・・・・と、私は考える。
群れはいつも一緒に居なければならない訳ではない。
群れの全員でなくても、群れの仲間と時々会うだけでいいのだ。
要は、気持ちの中に 「 群れ意識 」 があるかどうかにある ・・・・、
それが元気の源となるだろうから。
公園では、今日も元気にワンコが遊んでいます。
夕暮れ時の雨上がりの公園、東の空に 虹 ができていました ・・・・。
ワンコ達が、互いに信頼しあって、無心に遊んでいる ・・・・・
この姿は、私たち人間に、スッキリしたわだかまりのない感覚や
邪念のない想いを抱かせてくれるでしょう。
これこそが、彼らから私たちへのメッセージ ・・・・・
「 群れ意識 」 なのではないでしょうか？
ソラ
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