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ドッグストリート : ブログ

ありがとう、小次郎君


小次郎
平成21年6月29日、享年7歳で逝った小次郎君のメモリアルブログです。

第8章…『兄に』と『小次郎君』…(2)

[07/24 08:06]









小次郎君はいつもお昼、のんびり過ごしてました。
特に晩年は身体がしんどかったのでしょう、お昼過ぎの3時頃まで寝ていることがほとんどでした。

小さい頃の小次郎君は、思い切り庭を走り回って遊んでおりましたが、ここ数年、そういう姿も見られなくなっていました。
元気な頃もあったのだと…しみじみ思い出されます。


お昼から夕方にかけて、私はピアノ講師のお仕事があります。
自宅での仕事で、近所の生徒さんが数人通ってくる、こじんまりした教室です。

私の教室では、ワンコ好き・ワンコ嫌いを、生徒に事前調査してあります。

ワンコ好きの生徒の時の小次郎君は、レッスン室まで入って来て、ペロペロなめて挨拶し、リビングへ戻って行きます。

ワンコ嫌いの生徒の時は、リビングから出ないようにドアをします。
で、その間の小次郎君は、無駄終えすることもなく、大人しくしてくれるのです。

レッスンが終わりリ私がリビングに戻ると、毎回ドア付近の床が温かくなっているのです。
多分ドアのところで、無事にレッスンが終わるように、優しく見守ってくれていたのでしょう。

そう思うと私は、もう可愛くて愛くるしくて、いっぱいなでて頬ずりしてあげるのでした。









レッスンが終わるやいなや、大好きな『兄に』を迎えに行く時間です。
小次郎君は、その迎えの時間を寸秒の狂いもないくらい正確に把握していた。

時間前になると、すぐに玄関に下り、『行くぞ』と首を何回も振るのです。









そして、私が玄関を開けるとダッシュして門まで走ります…。
門を開けると次は…車の助手席の前で『ドアを開けてよ、早く!早く!』と、もどかしそうにするのです。




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