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ドッグストリート : ブログ

ソラのよもやま日記


ソラ
共に生きるために

犬のプライド

[07/20 12:30]

約一年ぶりに警察犬舎を訪ねた。
前年5月28日、ガンツがこの世を去ったが、新しいメンバーの トム が
仲間に加わっていた。
昨年6月に、ブログ 「 警察犬舎を訪ねて 」 で紹介した、
シェパードの ジョイン、ジン、エイム そして黒ラブの ドールは健在で安心した。
ジンを中心に全5頭は2日に一度は出動してバリバリ仕事をこなしているそうだ。

ジョイン  10歳を過ぎたが、まだまだ若い犬には負けていない



ジン  働き手の中心。先日、捜索中にスズメバチに刺されてしまった。
     そのときは動けなくなったそうだが、今は元気になった。よかったね。



トム  群れのニューフェイス



エイム  昨年訪ねたときには訓練中だったが、今は現役、 しっかりしてきた



ドール  群れの紅一点で最長老



今回、彼らと対面して改めて解ったことがある。
彼らの眼に ” 見透かされるような凄み ” があることは前回訪問時にも
感じていた。 「 何だったんだろう?」 と考え続けていたが、
今回、それが何か解った気がする。
端的に表現すれば 「 犬のプライド 」 である。
自信に満ちた、信念を曲げない、そして決して媚を売らない ・・・・
「 犬のプライド 」 なのだと、私は理解した。
私は彼らに 畏怖 を感じたのだった。



実は、これと同じ感覚を、最近3歳になった ソラ にも時々感じている。
あきらかに人間のものとは違う 自信と誇り ・・・ 高潔と威信に満ちた何か ・・・
それを、私は 「 犬のプライド 」 と表現してみたのだ。

人間中心主義の現代社会では 「犬は絶対服従させるべき・・・」 との思想が
まかり通っている。一部のトレーナーさんからは 「人間の命令に従わなければ、
蹴り飛ばせばよい ・・・・」 とのことばが聞かれるが ・・・・。
これでいいのだろうか? 我々人間は犬のことを本当に理解しているのだろうか?
否、とてもそうとは思えない。
犬と人間は長い歴史の中で、共に生きてきた友である。
だが、犬と人間は違う生きものなのだ。犬は決して人間の持ち物などではない。
だから、お互いに理解しようと努力を続けるべきなのである。

「 犬のプライド 」 は犬が歴史の中で培ってきたもの ・・・・・
私は、このことを大切にソラと共に生きていきたい、と考えています。








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